黒蜥蜴 江戸川乱歩ベストセレクション 5 角川ホラー文庫

江戸川乱歩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041053324
ISBN 10 : 4041053323
フォーマット
出版社
発行年月
2009年01月
日本
追加情報
:
15cm,221p

商品説明

宝石も人の命もあたしのもの美しい女賊と明智小五郎、壮絶な闘いの果てに

社交界の花形で、腕に黒いトカゲの刺青をしたその女は、実は「黒トカゲ」と呼ばれる暗黒外の女王、恐るべき女賊であった。とある宝石商が所有する国宝級のダイヤを狙う黒トカゲは、娘の誘拐を図る。身辺警護を引き受けた明智小五郎の想像を超えた作戦で、黒トカゲは娘の誘拐に成功したのだった。明智と黒トカゲの壮絶な対決の行方とは……。切ない結末が胸に迫る、ベストセレクション第5弾! 解説:山前護

内容詳細

社交界の花形で、腕に黒いトカゲの刺青をしたその女は、実は「黒トカゲ」と呼ばれる暗黒街の女王、恐るべき女賊であった。とある宝石商が所有する国宝級のダイヤを狙う黒トカゲは、娘の誘拐を図る。身辺警護を引き受けた明智小五郎の想像を超えた作戦で、黒トカゲは娘の誘拐に成功したのだった。明智と黒トカゲの壮絶な対決の行方とは…。切ない結末が胸に迫る、ベストセレクション第5弾。

【著者紹介】
江戸川乱歩 : 1894年三重県生まれ。早稲田大学卒業。雑誌編集、新聞記者などを経て、1923年「二銭銅貨」でデビュー。以後、「D坂の殺人事件」「心理試験」「孤島の鬼」などの探偵小説を次々発表。「人間椅子」「押絵と旅する男」「鏡地獄」「芋虫」「陰獣」「屋根裏の散歩者」など、怪奇小説、幻想小説にも優れた作品が多い。代表的なシリーズに、「怪人二十面相」「少年探偵団」などがある。日本の小説界に多大なる業績を残す。65年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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 大衆文芸として有名な作品であるが、三島...

投稿日:2009/11/22 (日)

 大衆文芸として有名な作品であるが、三島由紀夫の戯曲、三輪明宏による主演映画、舞台でも有名である。  この頃の明智小五郎には当初の金田一耕介にも通ずる変わり者の面影はなく、警察当局等の体制への影響力もある超人に仕立てられていて、本作も冒険活劇の色彩が強い仕上がりになっている。

白塗りのサル さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

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  • 美羽と花雲のハナシ さん

    暗黒街の女王。黒天使。黒衣婦人。僕っ子。そして、女賊「黒トカゲ」。腕に黒いトカゲの入れ墨をした麗人。黒トカゲはやがて娘と宝石「エジプトの星」を盗み出すのに成功する。だが、名探偵明智小五郎は彼女を逃がさない。中盤からのスリリングな頭脳戦と変装を駆使した騙し合いが面白い。乱歩自身の作品『人間椅子』を一種のトリックとして本文に登場させるサービスには興奮する。変装も盗みも頭脳戦も誰にも負けない。負けたことがなかったのに。戦利品だけに限らず、女賊の「心」までもが明智に盗まれる。孤高で華やかな彼女の恋は哀切を帯びる。

  • @ さん

    頭脳明晰な明智小五郎vs美しい怪盗黒蜥蜴。はじめこそ、二人の頭脳戦が繰り広げられ、あれやこれや一体全体どっちが勝つのか静かに見守っていたわけですが、後半に進み黒蜥蜴の美しくも狂気じみた一面があらわれるにつれて、ついついテンションもはねあがってしまった。幻想的でグロテスク、そこに狂気が混じった独特な世界観。トリックがどうとか事件の経緯なんかよりも、そんな世界観に触れることが、1番の楽しみです。美しい人間の剥製に人間の水中ダンスの鑑賞。悪趣味だと思う反面、心のどこかで見てみたいと思う自分がいるわけです。

  • 芽 さん

    明智小五郎VS女賊の長編。 女賊の巧みなトリックといい、変装といい驚かされた。 明智も負けず劣らず、立ち向かう姿はとても良かった。

  • つーこ さん

    大掃除の戦利品♪名作読み直し週間。もう1ページ目から、グッと江戸川乱歩の世界に浸れる名作。どこに明智小五郎の罠が仕掛けられてるか、ワクワクしますね。黒蜥蜴夫人もゲームをしているかのように明智とのやりとりを楽しんでいるようにみえて、でもやはりそこは命のやり取りなのだと実感させられるラストでした。

  • S さん

    美しいものを奪い、集めるためならば殺人すら厭わない、夜の女王・黒蜥蜴と明智小五郎の対決。トリックはいささかチープで「そんなに上手くいくかい」とつい言いたくなるような犯行ばかりだが、それをストーリーの面白さが凌駕する。乱歩の時代、黒蜥蜴のように女性という枠に囚われず、好きな衣服、好きな言葉遣いを選択する存在はセンセーショナルだったのではないだろうか。自由と反逆の象徴である彼女の行動は過激だが、ラストはロマンチックですらある。騙し騙され、駆け引きがエスカレートしていく二人の対決から目が離せなかった。

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人物・団体紹介

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江戸川乱歩

1894(明治27年)〜1965(昭和40年)、小説家。1923年、『新青年』に掲載された「二銭銅貨」でデビュー。初期作品は日本人による創作の探偵小説の礎を築いた。幻想怪奇小説も人気を博す。1936年、少年向け推理小説シリーズの第1話「怪人二十面相」を雑誌『少年倶楽部』に連載。太平洋戦争により一時執

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