青銅の魔人 少年探偵

江戸川乱歩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591084168
ISBN 10 : 4591084167
フォーマット
出版社
発行年月
2005年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,181p

内容詳細

月光に照らされたのは、三日月形に裂けた口をもつ金属のお面。真夜中の時計店を襲った時計泥棒は、青銅でできた機械人間だったのか。名探偵・明智小五郎に、小林少年が新しく結成したチンピラ別働隊が大奮闘。

【著者紹介】
江戸川乱歩 : 明治27(1894)年10月21日、三重県名張町(現名張市)に生まれる。本名、平井太郎。早稲田大学在学中から、英米の推理小説を片っぱしから読む。卒業後、貿易会社、古本商、新聞記者などたくさんの職業を経験する。大正12(1923)年に『二銭銅貨』を「新青年」に発表。筆名の江戸川乱歩は、推理小説の始祖エドガー・アラン・ポーから取っている。その後、数多くの推理小説を精力的に書く。昭和11(1936)年「少年倶楽部」の求めに応じて書いた『怪人二十面相』がたいへんな人気を博し『少年探偵団』『妖怪博士』など少年少女に向けた作品を発表する。昭和40(1965)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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チンピラ別動隊という浮浪児の集団がでてき...

投稿日:2021/06/19 (土)

チンピラ別動隊という浮浪児の集団がでてきて昭和20年代半ばの世相を感じさせます。浮浪児集団に対する乱歩のあたたかな視線に涙。。

watatak さん | 兵庫県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みや さん

    少年探偵シリーズ4には二十面相が登場しないので、一つ飛ばして5を読んだ。3から10年ほど経っており、その間に戦争も挟んでいる。そこが上手く利用されてはいるのだけれど、小林少年と探偵団団員の年齢は上がっていないような…?深く考えちゃダメ。今回は青いロボット(猫型にあらず)が時計を盗むというお話。変装というレベルを越えている。時計塔の仕掛けを全て奪ったりとスケールも大きくて面白かった。「犯人は二十面相」と読み始める前から分かっているにも関わらず、今回は非常に驚かされる結末だった。こういうパターンもありなのか。

  • 植田 和昭 さん

    江戸川乱歩面白いなあ。青銅の魔人のトリックがわかって大満足。少年探偵団にチンピラ団もできてすごいです。シャーロックホームズの影響を受けているのかな。推理小説は、シャーロックホームズシリーズしか読んでないので興味深いです。次はどんなお話しなのかなあ。

  • 十六夜(いざよい) さん

    魔人の正体がわかるまでなんとも不気味だったが、少年探偵団の活躍もあり期待以上の面白さだった。明智対20面相何度対決しても読まずにいられない。

  • ぴかりん さん

    Kindleにて。青銅の魔神はロボットなのか魔術師なのか二十面相なのか…。雰囲気満点、謎また謎で、どんどん物語に引き込まれました。明智小五郎・小林少年・チンピラ別働隊、みんな大活躍の楽しいお話でさた!

  • ElGray さん

    なんとなく図書館で借りた。小学生の頃に表紙が怖くて読めなかったやつw 内容自体はまあ今となっては、な感じなんだけど。あの頃のワクワク感が蘇えってきて楽しかった。 自分の子どもたちとこのワクワクは共有できるのだろうか。あ、でもコナンの源流か、ううむ。

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人物・団体紹介

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江戸川乱歩

1894年三重県生まれ。早稲田大学卒業。雑誌の編集、新聞記者などを経て、1923年「二銭銅貨」でデビュー。以降、探偵小説を次々と発表。怪奇小説、幻想小説にも優れた作品が多い。代表的なシリーズに、「怪人二十面相」「少年探偵団」など。1965年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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