ナナイロノコイ ハルキ文庫

江国香織

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758432306
ISBN 10 : 4758432309
フォーマット
出版社
発行年月
2006年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,212p

内容詳細

愛をおしえてください。恋の予感、別れの兆し、はじめての朝、最後の夜…。恋愛にセオリーはなく、お手本もない。だから恋に落ちるたびにとまどい悩み、ときに大きな痛手を負うけれど、またいつか私たちは新しい恋に向かっていく―。この魅力的で不思議な魔法を、いまをときめく七人の作家がドラマティックに贅沢に描いた大好評恋愛小説アンソロジー、待望の文庫化。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    7人の女性作家による恋をめぐる物語7態の競作アンソロジー。巻頭は江國香織「ドラジェ」。これが今回のベスト。途中で視点が代わる斬新な手法。恋の残酷と時期を失した寂寥感を描く。続く角田光代は、おばさんの世間話のレベル。日常に終始していて、恋の持つ非日常と震えがどこにも見られない。井上荒野は、ここでも一定の存在感を示す。谷村志穂は、柄にもなく無理をし過ぎて身に沿わず。藤野千夜は芥川賞作家とは思えない低レベル。ミーヨンは初読だが、物語として優れた要素はあるものの、会話が破滅的。唯川恵はまるで素人。   

  • まつこ さん

    恋愛アンソロジーは私にとってブレイクタイム本。ただこの本は惹かれるというより引きずられる作品ばかりでした。角田さんの『そしてふたたび、私たちのこと』。歳とって回想したら同じことを浮かべそうだなと。反対に谷村さんの『これっきり』は昔の自分を重ねました。年齢を経るごとに友人(と呼ぶか怪しいけど)が変わっていったなと。ミーヨンさんの『くらげ』は、「ひとはみんな自分という文化をもっているからね」という一文に首肯。印象深いです。唯川さんの『手のひらの雪のように』は幸せを見つけられた主人公に最後やっとホッとしました。

  • けいこ さん

    あれ、期待して手に取ったものの、心に残る作品に巡り合わず。強いて言えば井上荒野さんの、ちょっと陰がある雰囲気の作品が好み。久しぶりの唯川恵さんに期待したけれど、浅すぎてビックリした。でも他の方のレビューでは評判いいのね。読む時期が悪かったのかな。辛口ゴメンナサイ。

  • あいあい さん

    ずいぶん前に買った本。7人の女性作家による短編集。ちょっとした時間で1話ずつ読めるのが良い。タイトルから連想する恋愛ものばかりではなく、恋愛のうえに乗っかった友情の行方だったりもする。個人的には角田さんの「そしてふたたび、私たちのこと」、藤野さんの「ビルの中」、最後の唯川さんの「手のひらの雪のように」が良いかな。

  • 佐島楓 さん

    七人の人気女性作家が書く、七色の恋。どの物語も、女性の不可解さ、男性の不可解さ、そして恋愛の不可解さについて描いている。不可解なものだからこそ、入り組んだパズルを解くような楽しみもあるのかもしれない。とびきり難解なパズルだと思うけれど。

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