家電の神様 講談社文庫

江上剛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062935630
ISBN 10 : 4062935635
フォーマット
出版社
発行年月
2016年12月
日本
追加情報
:
400p;15

内容詳細

大手家電メーカーで働く轟雷太は長引くデフレの影響で入社三年目にして突如リストラされてしまう。転職活動を諦めた彼は実家の母が経営する店を継ぐ決意をする。そこは昔ながらの地域密着型の「街の電器屋さん」。だがそこも近所の大手家電量販店に客を奪われ、経営は風前の灯火だった!

【著者紹介】
江上剛 : 1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)に入行。人事部、広報部や各支店長を歴任。銀行業務の傍ら、2002年には『非情銀行』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Tsuyoshi さん

    大手家電量販店をリストラされた主人公・轟雷太が実家の営む街の電気屋「でんかのトドロキ」で奮闘する話。大手量販店の安売り攻勢に対抗して値下げはせず粗利確保を図る分商圏を狭めてお得意様をランク分けし、ランクに応じたサービスの厚遇を売りに生き残りを模索していく展開だった。読みやすく爽快感はあるものの、現実的にみると楽観的過ぎる感じが否めない印象が残った。

  • youmar Jr. さん

    大手家電メーカーでリストラが行われ、轟雷太は、リストラされて、母がやっている千葉の稲穂市の家電屋で働く。小学校からの同級生の竜三がやっているオオシマデンキは、徹底した安売りで、稲穂市の家電屋を潰していた。オオシマデンキは徹底した安売りで、今度は、雷太の家電屋が、ピンチに? 雷太の家電屋は、高売りをする、、、 時々出てくる老人は、、、、、 実は、、 内容は薄っぺらすぎるので、読書苦手な方におすすめです。

  • Yunemo さん

    軽いタッチながら今の日本経済の問題を捉えています。やっぱり目先の価格で動くのが自身もそうであり一般的な消費行動。でも、いわゆる過疎地域に住む高齢者はその範疇に含められません。目先の利益か長期的なトータル利益か、消費者としての我々にもどちらなのかな、との問題提起がされてます。非効率をサービスとして価格転嫁、この観点をどう理解するかによるのでしょう。小売店と量販店との違い、ここに共存の道が見つけられそうな感。過去の方々の名言、真髄ですね。地方再生への種として一つの光。そういえば楡氏も地方再生を記していますね。

  • rabbit さん

    この作者の本ははじめて読んだ。家電というテーマに惹かれ読んだが、どうも池井戸潤のパターンと被るように感じた。街の電気屋さん、最近は見ることがほぼなくなったように思う。電気屋さんに限らず、中小企業はそれぞれ頭をつかって必死に生き残っているのだなと感じた。でんかのトドロキの社員それぞれ個性があり、楽しく読み進められた。結末はおおよそ予想通りで終わり、やや都合良すぎる感もあったが、池井戸潤のパターンと同様、スッキリする終わり方で良かったと思う。

  • Walhalla さん

    街の電器屋さんが、大手家電量販店に対抗する姿を描いた作品でした。いろいろなアイデアや行動が取り上げられていますが、もっと本業で勝負してもらいたかったですね・・。江上剛さんお得意の濃厚な経済小説だと思って読むと、ちょっと物足りなさを感じてしまいます。

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人物・団体紹介

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江上剛

1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。77年、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)入行。人事、広報を経て、築地支店長時代の2002年に『非情銀行』で作家デビュー。03年に同行を退職し、執筆生活に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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