基本情報

内容詳細
大手銀行の執行役員にまでのぼりつめた大谷俊哉。東京で勝ち馬に乗った人生を歩んできたものの、仕事への“情熱”など、とうに失われている。妻はもとより、十数年来の愛人・麗子との関係もマンネリ化。そんな中、兵庫県丹波にある実家の母が死んだ。地元で暮らす妹は嫁いだ身を理由に、墓を守るのは長男の役目だと言って譲らない。妻は田舎の墓に入りたくないと言い出す。ああ、俺にはお前しかいない…「一緒に墓に入ってくれ」。麗子に勢いで言ってしまった。そして、順風満帆だったエリート人生が狂い始める…。「墓じまい」をテーマに描く、大人の人生ドラマ―。
【著者紹介】
江上剛 : 作家。1954年、兵庫県生まれ。’77年、早稲田大学政治経済学部卒業。第一勧業(現みずほ)銀行に入行し、’03年の退行まで、梅田支店を皮切りに、本部企画・人事関係部門を経て、高田馬場、築地各支店長を務めた。’97年に発覚した第一勧銀の総会屋利益供与事件では、広報部次長として混乱収拾とコンプライアンス体制確立に尽力、映画化もされた高杉良の小説『呪縛 金融腐蝕列島2』のモデルとなる。銀行在職中の’02年、『非情銀行』(新潮社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
モルク さん
読了日:2019/02/05
ゆみねこ さん
読了日:2018/10/13
nana さん
読了日:2018/12/04
四つ葉🍀 さん
読了日:2018/10/10
Yunemo さん
読了日:2018/11/11
(外部サイト)に移動します
人物・団体紹介
江上剛
1954年兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。第一勧業銀行(現・みずほ銀行)に入行し、人事部や広報部、各支店長を歴任。’97年の第一勧銀総会屋事件では解決に尽力。事件を材にした映画「金融腐蝕列島 呪縛」のモデルになった。銀行業務の傍ら、2002年に『非情銀行』で作家デビュー。’03年に銀
文芸 に関連する商品情報
-
【表紙公開】『この素晴らしい世界に祝福を!エクストラ あの愚か者にも脚... おてんば姫がアクセルに襲来!?このすば大人気外伝第6弾!駆け出し冒険者の街に身を潜めていたチンピラ冒険者は今、再び騎... |6日前
-
小島秀夫「デススト」最新情報! 『THE ART OF DEATH STRANDING』、通称「デススト」のスチールブック、アートブックなど関連情報... |2019年11月28日 (木) 12:15
おすすめの商品
