刑事の骨

永瀬隼介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163805900
ISBN 10 : 4163805907
フォーマット
出版社
発行年月
2011年06月
日本
追加情報
:
20cm,379p

内容詳細

あと一歩で連続幼児殺害犯を取り逃がした不破と田村の同期2人。退職後も捜査を続けていた田村の遺志を継ぎ、不破は真犯人に迫る…。映画「ロストクライム−閃光」の原作者が贈る、警察小説の白眉。

【著者紹介】
永瀬隼介 : 1960年、鹿児島県生まれ。週刊誌記者を経て独立。フリーのジャーナリストとして、主に犯罪ノンフィクションを手掛ける。2000年、初の小説『サイレント・ボーダー』を発表し、小説家としてデビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • tetsu さん

    ★3 連続幼児殺人事件の犯人を取り逃がした同期の二人の警官の17年後の話。全体的に暗いイメージ。思わぬ展開はさすがに現実的ではないが、ミステリーとしての面白さはまずまず。

  • ゆみねこ さん

    高卒ノンキャリアで44歳の警視・不破孝作は連続幼児殺人事件の犯人逮捕に失敗し出世からも見放される。犯人と直接対峙し、取り逃がしたのは、警察学校同期の田村保一。犯人が逃走して2週間後に第4の事件が起こってしまう。その後時効を過ぎ、不破、田村もともに定年を過ぎるが、真犯人を追うことになったときに明らかにされた真実とは。やりきれない結末に最後はちょっとがっかり。ストーリー自体は面白いと思ったが。

  • よむよむ さん

    誘拐犯を取り逃がした元刑事。果たして犯人は? 永瀬さんの『サイレントボーダー』を読んだときの衝撃は、たぶん一生忘れない。なのでちょっと期待しすぎたか・・・キライな展開ではないのだけどね。

  • RIN さん

    永瀬さんも警察小説?と思ったが微妙に違った、というかやっぱり著者らしいアウトサイダー一匹狼オヤジの暴走だった。いつもながら文章が巧くて先が気になって一気読みしてしまうけれど、行き交う人間関係と罪の動機とモチベーションが弱いかな。結末はこの作家さんらしい。やりきれなさの残る読後感。

  • ねこまんま さん

    序盤、今後の展開を期待してワクワクしながら読んだんだけど、とにかく横道にそれるそれる。人物像が固定しない。意味のわからないやりとり。つかめない登場人物どうしの距離感。 「それ、必要か?」と思うところ多々有り。 一生懸命紙面をさいて設定したキャラがたいして重要じゃなかったり、その逆だったり。 すべての人物の動機が弱く、ストーリーは悪くないんだけど、最後までちぐはぐな感じがしました。

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人物・団体紹介

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永瀬隼介

1960年、鹿児島県溝辺町(現・霧島市)生まれ。「週刊新潮」記者を経て’91年、独立。本名・祝康成名義で『一家四人惨殺「十九歳」犯人の現在』(月刊「新潮45」掲載)等、主に犯罪ノンフィクションを手がける。その後、劇画『ゴルゴ13』の原作脚本も多数執筆した。2000年、『サイレント・ボーダー』(文藝春

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