平家物語の女性たち 文春文庫

永井路子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167200053
ISBN 10 : 4167200058
フォーマット
出版社
発行年月
1979年02月
日本
追加情報
:
16cm,254p

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読書メーターレビュー

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  • ともとも さん

    男性たちの戦い、女性たちの純粋で献身的な支え、そんな人間たちの躍動する活躍などがあって、まさに多くの人間の生と死、運命や時代の儚さなどが作り出した、物語なのかもしれないと思わされてしまいました。 古典や歴史を幅広く見ていくことの、醍醐味を痛感させられながらも、歴史や古典を学ぶうえでも、また多くの人間たちの人生に、今の世を生きていくうえでも、相通ずるところもあって、いろいろと勉強になりました。 『平家物語』をもう一度読みながらも、やそこに登場する人間、時代の魅力が詰まった1冊で良かったです。

  • ミナ さん

    アーサー王伝説もキリスト教的価値観が入れられるようになると「人間味」がなくなり、説教臭くなって面白味が薄れるように、平家物語でもだったのか。重盛には及ばんが、敦盛の最期の熊谷直実とか仏教の価値観から美化されてるもんな。琵琶「法師」たちが語り伝えたのだから、そりゃより仏教色も濃くなるわな。 流されてきた徳子とされたけど、「自分」を決して見ていない人たちに囲まれていたら、期待しても無駄だし自分を失くしていくのかもね。戦争を体験した人、していない人、女性差別があった頃、逆差別も起こっている頃とでは見方も変わる。

  • 京橋ハナコ さん

    再読。普通ならあまり表に出てこない平家物語の女人たち。最後の最後で覚悟がないと手厳しいけど、作者も認める普通の人たち。二位の尼や知盛さんの方が特別偉いで良いと思った。

  • 圭 さん

    【再読】平家物語の女性達の紹介に留まらず、歴史的背景や平家物語の作者の意図にも言及された一冊。源平時代の複雑な政治状況、仏教的な世界観や人生観が解説され、彼女達が物語の中で果たしている役割、他の史料や通説との整合性、人物の実在性も考察されていて興味深いです。平家物語の作者は、物語の展開上、平清盛を仏心のない「悪役に仕立て上げる必要があった」。文献資料には書き手の主観が入りこむので、100%正しい史実とは限らないし、特に平家物語は歴史に基づく一級の古典文学(フィクション)と捉えるのが妥当なのでしょうね。

  • 紫 さん

    「平家物語」をテキストに読み解く女性たちの生きざま。「虚構」と「史実」の違いを丁寧に追いかけ、虚実の間隙にある作者の意図や聴衆の関心を分析する永井先生の手際があざやかです。有名なエピソードが史実としては疑わしかったり、逆にこんな端役がという登場人物がホントに実在していたりで、思いがけない虚実の関係は目からまさにウロコ。そして何より、二位の尼、大納言典侍の他、脇役だからこそ過剰な脚色を免れ、リアリティのある、血の通った人間として描写されたという逆説が強く印象に残る「平家物語」作品論であります。星4つ。

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人物・団体紹介

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永井路子

1925年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業。64年『炎環』で直木賞、82年『氷輪』で女流文学賞、84年菊池寛賞、88年『雲と風と』ほかで吉川英治文学賞、2009年『岩倉具視』で毎日芸術賞を受賞。23年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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