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ISBN 10 : 404112073X
Content Description
壇ノ浦の戦いで九死に一生を得て寂光院に隠棲した建礼門院。彼女のもとに突然、後白河法皇が姿を見せる。平家に対する裏切りに一切の罪悪も感じない様に恐怖と憤りを覚える侍女に対し、驚くほど冷静な女院。彼女は何を思うのか。平家滅亡後を描く表題作の他、義経追討に名を挙げた男の顛末を描いた「土佐房昌俊」、「頼朝の死」など全6作を収録。鎌倉時代の権力の座を巡る複雑な人間模様と渦巻く陰謀に切り込んだ傑作歴史小説。
【著者紹介】
永井路子 : 1925年、東京生まれ。東京女子大学国語専攻部卒業。小学館勤務を経て文筆業に入る。65年、『炎環』で第52回直木賞、82年、『氷輪』で第21回女流文学賞、84年、第32回菊池寛賞、88年、『雲と風と』ならびに一連の歴史小説で第22回吉川英治文学賞、2009年、『岩倉具視 言葉の皮を剥きながら』で第50回毎日芸術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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あすなろ@no book, no life.
読了日:2022/06/19
けやき
読了日:2022/02/10
hrmt
読了日:2022/05/09
ponkichitaro1
読了日:2022/02/19
kibita
読了日:2022/06/29
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