マイ・ディア 親愛なる物語 河出文庫

氷室冴子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309421773
ISBN 10 : 4309421776
フォーマット
出版社
発行年月
2025年04月
日本
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

孤独で不器用なアンが祝福されてゆく物語『赤毛のアン』、森に生きるエルノラの日々や成長がゆたかに描かれる愛読書No.1『リンバロストの乙女』、子どもたちの幸福な食事を共に楽しむ『秘密の花園』、そして時代の制約のなか、自分に忠実に執筆し続けた女性作家たち―。氷室冴子が〈腹心〉の友である少女小説への愛を綴った名エッセイ。

目次 : いとしのマシュウ『赤毛のアン』/ オルコットかモンゴメリか『八人のいとこ』『花ざかりのローズ』/ ハウス食品におねがい『リンバロストの乙女』/ ストーリーテリングということ『若草の祈り』/ 軽やかなワルツみたいに『少女パレアナ』/ ミスターの魅力『少女レベッカ』『レベッカの青春』/ 心ふるえて…『十七歳の夏』/ ひとやすみにお茶を…『秘密の花園』『あしながおじさん』『丘の家のジェーン』『昔気質の一少女』

【著者紹介】
氷室冴子 : 1957年北海道岩見沢市生まれ。藤女子大学国文学科卒。在学中の77年「さようならアルルカン」で小説ジュニア青春小説新人賞佳作入選、デビュー。80年代から90年代前半、集英社文庫コバルトシリーズ(のち、コバルト文庫)を中心に活躍。『海がきこえる』はスタジオジブリによりアニメ化された。2008年51歳で逝去。17年氷室冴子青春文学賞が創設された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 紅咲文庫 さん

    復刊にて初読。復刊されていなければ読めなかったと思うとほんとうにありがたい。赤毛のアンも、他の作品も読んで味わってとっぷりと浸りたい。付録として掲載されている冴子先生から友人への手紙も、作品の地盤となっている思いが溢れた瞬間を見せてもらえたようで胸が熱い。アンはどうして初対面のマシュウに馬車のうえであんなにしゃべり続けたのか。anneの綴りがeで終ることを執拗に主張したのか。この本を読んだ後であれば、まだ幼い少女だったアンの気持ちが迫ってくる。まずはアンの再読と『リンバロストの乙女』を読んでみたい。

  • ユメ さん

    氷室冴子さんが少女小説/家庭小説に対する思いの丈を存分に綴ったエッセイ。私も少女小説が大好きなので、とても楽しく読んだ。明日を夢見る芯の強いヒロイン、ロマンティックな恋愛、香ばしさが漂ってくるような料理の数々に、美しいドレスの描写。名作と評される少女小説には、時代を経ても色褪せることのない魅力がたっぷり詰まっている。中でも私はモンゴメリの作品をこよなく愛しているので(いちばんの愛読書は『丘の家のジェーン』だ)、彼女に対する氷室さんの評価には「分かる分かる」と頷くことしきりだった。

  • ひるあんどん さん

    「新刊」の棚に「氷室冴子」とあり二度見。復刊ですが読んだことなかったので早速購入。小学生から中学高校時代、「なんて素敵にジャパネスク」が大人気でランキングでは必ず一位、懐かしい思い出です。 今回紹介されている本有名どころ以外は読んだことなかったのでタイトルさえ知らなかったものばかり。手に入れるのは難しそうですが出来れば紙の本で探してみます。

  • あんこ さん

    氷室冴子さんの愛した家庭小説、少女小説についてのエッセイ。「秘密の花園」「あしながおじさん」…私も大好きだった。中でも、小学生の頃に初めて読んだ「赤毛のアン」。異国の文化や食べ物、風景、人々、全てに心躍らされた。本書でも触れられているマシュウ。私も彼が大好きだった。本書を読み、アンやマシュウ、プリンスエドワード島のみんなに再会したくなった。赤毛のアンをもう一度読んでみようと思う。

  • 雨耕T さん

    少女小説、家庭小説!好きだったー!と思い手に取った。子供の頃に読んだそれらの小説は憧れの世界で謎の世界だった。チョコレートタフィーっておいしそう!どんなんか知らんけど。と夢が膨らむものでした。そしてその勢いでこの本に載っている本をいくつか読もうとしたら!読めない!どうかどうか再販してください!娘からの母の日プレゼント

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

氷室冴子

’57年北海道岩見沢市生まれ。’77年『さようならアルルカン』で第10回小説ジュニア青春小説新人賞佳作を受賞、作家デビュー。80年代から90年代にかけコバルト文庫の看板作家として活躍、一時代を築き上げる。2008年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

氷室冴子に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品