私だけ年を取っているみたいだ。 ヤングケアラーの再生日記

水谷緑

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163916149
ISBN 10 : 4163916148
フォーマット
出版社
発行年月
2022年10月
日本

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読書メーターレビュー

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  • MI さん

    ヤングケアラーとは本来親が担っている家事を子どもが大半担っている人。ヤングケアラーの半生をわかりやすくマンガで書かれた本。テレビや本で少し読んだことがあったが、本書を読んで 特に成長したあと、結婚、出産をへて、子育てをする中で、自分の幼少期の苦い思い出と重なり、成人になってからの方が、心のケアが大変だということを学んだ。感情を押し殺して成長してきたため、自分の感情を押し殺してきた。親と離れて生活をするようになり、自分がやりたいことがわからない。生活支援のこと、生きづらさのことをよく知ることができた。

  • 読特 さん

    親の病気や障害で家族の世話と家事を担う子供たち。ヤングケアラーは小学生の15人に1人。35人クラスに平均2人強。少ないとは言えない割合。小さなころからそこにあった家庭の形。困っていることさえ気づけず思春期を迎え、大人になる。自分自身が子供を持つ。様々な生きづらさを抱える。とある瞬間にフラッシュバックする自身の幼少期の記憶。親との思い出。愛おしさと悲しさ・・・あぶり出されにくい家庭内の問題。著者も取材しながらその実態に驚いたという。共助に公助。力になれることはないのか?些細なことでもできる何かをみつけたい。

  • ネギっ子gen さん

    【大丈夫です。困ってないです。〜 何が「問題」かも判らなかった……】「心の病気」(統合失調症)による幻聴で暴れたり「浮気妄想」を言い立てる母、家庭に無関心な父、特別扱いされる弟、認知症の祖父。ゆいは幼稚園の頃から家族の世話を一手に担う。“大人の見栄・保身・世間体”の壁には感情をなくし対抗――。「あとがき」で、<取材していて実感したのは、「子どもはプライドが高い」ということです。同情されたくないですし、誰が何に怒るのか、喜ぶのか、冷静に見極めて行動しています。子どもの強かさを大前提にしながら描きたい>と。⇒

  • たかこ さん

    虐待サバイバーに続き、今度はヤングケアラーの本を。絵は可愛いのに内容がキツい。でも、実際にあったエピソード。子どもが子どもらしくふるまえない環境で育つこと。困ったことが問題として認識できないこと。それは子どものせいではない。子どもに頼りきる親、みてみぬふりをする周囲の大人、本当に救われない。今ヤングケアラーな子にこの本が目に止まりますように。そして、成人して自分の家庭を持った時になってもなお苦しめられる。苦しいし、生きづらいよね。周りに気にかけてくれる人がいますように。

  • 鷺@みんさー さん

    私はヤングケアラーではなかったけど、親から虐待されて、自身も発達障害で、色々あったのでわかりみの場面いくつか。自分をロボットにしたり、テレビ画面のように遠ざかる乖離とか、初めて感情や風景の鮮やかさがよみがえって、自分がいかに壊れてたか自覚したり。漫画のラストでは泣いた。でも私は、子供は絶対に無理だ。怖くて怖くて、しんどくて、無理。生まないことが唯一、存在しない我が子への最大の愛情だと思ってる。それにしてもつくづく、自助会やらセラピストやらの役割ぜーんぶ、彼氏が一人でやってくれたんだよなぁ、と。命の恩人だ。

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水谷緑

神奈川県生まれ。2014年、『あたふた研修医やってます。』(KADOKAWA)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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