こころのナース夜野さん 2 ビッグコミックスピリッツ

水谷緑

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784098606535
ISBN 10 : 4098606534
フォーマット
出版社
発売日
2020年07月10日
日本
追加情報
:
160p;18

内容詳細

これは言葉にならないSOSと向き合う医療

医療者の方々から「誰かの明日をつなぐ漫画」と称賛の声多々!

患者さんの言葉にならないSOSと向き合う医療が、精神科。
しんどいとき、孤独を感じるとき、
読むと心に優しく沁みる精神科ナースの物語。

2巻では、精神にも寿命があること、何も食べず生きていきたい少女と母親、
幼少期に性的虐待を受けた父親と対峙する患者さん、孤独死から見える生き方、を描きます--


「心というブラックボックスと向き合うことで見えてくること。
生きづらさを感じていても、いなくても。
心について知ろうとすることで見える景色はきっとある」
『an・an』 2020年4月15日号

「言葉では埋まらない隙間がある。
名付けられない感情がある。
人の心の、目を逸したくなるような暗部を、
この物語は柔らかなタッチで、
否定もせず、声高に叫ぶこともせず、過不足なく描いている」
『共同通信 47NEWS』


【編集担当からのおすすめ情報】
精神科の医療は、気持ちを共有することからはじまります。
いま、皆それぞれストレスを抱えた状態にあると思いますので、
本作を読むことで読者の方々が少しでもホッとできたら…と願っています。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yoshida さん

    精神科病棟のナース夜野さんを通じて、様々な精神疾患の症状が描かれる。よく踏み込んで描いていると思う。拒食症、性的虐待によるトラウマ、回復して来たうつ病患者の自死、メンタルを病んでの孤独死。どれも非常に重いテーマである。柔らかな絵柄が読みやすくしてくれる。個人的には、うつ病患者が回復し就労支援を提案されて死を選ぶところが衝撃だった。周囲から回復したように見えても、本人は限界なのだ。もう頑張れない。周囲はどこまで気付き、ケアできるだろうか。本人は限界を迎えても、どう対応できるか。精神疾患は根が深い問題と思う。

  • ネギっ子gen さん

    第8話から12話は『月刊 スピリッツ』に掲載。冒頭の第7話「食べられない」だけが描き下ろしだったが、良かったです。まずは、キャスター付き点滴スタンドを持って病院内を走る激ヤセの少女(17)登場。「朝は2q走るって決めてるんです!カロリー消費しなきゃ」と宣言した後は、部屋でスクワット。超ストイックです。食事には、即座にカロリー計算。(入院中だから)嫌々食べるも、思うことは<気持ち悪い。お腹にものを入れたくない。栄養を取り込みたくない。何も食べずに生きていけたらいいのに>と。あるある全開で、もう刺さったぁー⇒

  • 田仲 さん

    LGBTだからわかる。同僚にバラされたら、悔しくてつらくて仕事行けない。性的虐待の話は、ズンと来るけど、もっと向き合わなければならない話だよね。

  • tow さん

    割りと淡々と描く方だから、すっかりうっかり軽い気持ちで読んで、すっかりうっかりがっつりもってかれた一冊。1巻よりも重い症例だったので、うわ、きつかった。ビックリした。

  • 忍 さん

    第三者から見たら理解しずらい症状もあるだろうし、当事者は偏見にも耐えなくてはならなくて大変だろうと思った。自分ではどうにもならないから病院で治療に専念しているのだろうけど、医師や看護師の力を借りてでも結局は自分で自分の気持ちに折り合いをつけていくしかないのかなと思った。

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人物・団体紹介

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水谷緑

神奈川県生まれ。2014年、『あたふた研修医やってます。』(KADOKAWA)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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