ぼくら版カッパの三平他 水木しげる漫画大全集

水木しげる

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784063775167
ISBN 10 : 406377516X
フォーマット
出版社
発行年月
2014年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;21

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読書メーターレビュー

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  • ぐうぐう さん

    「ぼくら」に連載された『カッパの三平』。ストーリーは、貸本版をそのまま踏襲している。しかし、貸本版にはあった暗さが、きれいに払拭されているのが特徴だ。特に、貸本版で始終漂っていた死の気配が「ぼくら」版からは消し去られている。「ぼくら」という雑誌の読者層に配慮した結果なのだろう。このカラリとした軽さは、ひとつの読みどころではあるが、貸本版の存在を知ったあとに読むと、どうにも物足りなさを憶える。

  • 厩戸皇子そっくりおじさん・寺 さん

    『小学一年生』版は既読なので、『ぼくら』版と『夢のハム工場』『家の神』のみ読む。水木しげるの絵は、『ぼくら』版のこの頃が一番好きだ。年少者向けにしたものなので、元版にある家族の死のシーンはほとんど無い。おじいさんもお父さんもいつの間にか亡くなる。会話の妙も乏しい。元版のダイジェストに妖怪を足した感じだ。三平とカッパとタヌキのわりと楽しい世界である。これはこれで悪くない。いつ見てもカッパの父さんがかわいい。

  • ∃.狂茶党 さん

    『ぼくら』『もうすぐ小学一年生・小学一年生』『少年キャプテン』『月刊!スピリッツ』など、時代も版元もさまざまな、再話版などを収める。 貸本版の濃厚な死の匂いは薄れてはいるが、『ぼくら』版には、児童漫画には異様なほど死の匂いが漂っている。 私はほとんど読まなかったけど、児童文学は、もともと死を孕んでいるのかもしれない。 石森漫画の喪失感とは別の死。 話を重ねるごとに、多幸感のようなものが出てくる。水木は、『河童の三平』がお気に入りであったっぽい。実に楽しげ。 後々描かれた作品ほど、暴力も少なくなっている。

  • アヤネ さん

    「ぼくら」と「小学1年生」掲載作品。。。河童、死神、一寸法師、たぬきたちとの共同生活が微笑ましい。妖怪たちが愛らしい。特に死神。ちなみに、なぜ河童が泳ぎが上手いのかこの作品で知った(笑)。

  • 大臣ぐサン さん

    大先生の代表作の一つ『河童の三平』。ここに収録されているのは貸本版『河童の三平』をリライトしたぼくら版『カッパの三平』と小学一年生版『カッパの三平』、さらに2013年に描かれた新作まで収録されている。貸本版のリライトだが、貸本版に漂う孤独感、死のイメージが失われ、牧歌的な雰囲気が魅力となっている。各バージョンを見比べてみるのも面白い。次はサンデー版か。

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人物・団体紹介

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水木しげる

本名、武良茂。1922年(大正11)生まれ。鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争中に召集され、ラバウルで左腕を失う。復員後、さまざまな職業を経て、57年『ロケットマン』で漫画家デビュー。65年『テレビくん』により第6回講談社児童まんが賞、89年『昭和史』により第13回講談社漫画賞受賞。91年、紫綬褒章、2

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