悲しみの涙はいらない ダリア文庫

水原とほる

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784861342608
ISBN 10 : 4861342600
フォーマット
発行年月
2008年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,254p

内容詳細

母親に捨てられ、義父の借金のカタとして金融業を営む国枝に引き渡された遙。その美しく儚げな容貌で借金返済のために売春を強要されてきた。男達からの陵辱に耐えるため、固く心を閉ざしていたはずなのに、気まぐれに自分を抱いた国枝の言葉に何故か傷ついてしまう。端整な顔立ちだが冷たい目をした国枝の冷酷さに怯えながらも、垣間見える彼の孤独と優しさに遙の心は揺れ動き…。

【著者紹介】
水原とほる : 12月10日生まれ。現在大阪在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • そらねこ さん

    良かった〜(ノД`)・゜・。♡水原とほるさんの小説は痛いものが多いですけどこれは痛さの中に甘さが潜んでて凄く好きだった♡借金のカタに義父に売られてしまった高校生…BLにありがちな展開ですが、はっきりと愛人にするわけでもなく、極悪な足長おじさん(笑)に翻弄される受けの心情が切なく、頑張る姿も健気。しかも極悪足長おじさんが甘い事は言わないのに受けへの執着や時折見せる優しさに萌えました〜♡ゆっくりじわじわと進んでいく関係にジーンときた。とっても好きだわ♡表紙で損してる。国枝はもっと素敵に描いて〜(T_T)

  • †椿† さん

    過酷で悲惨で辛い遥の歩んできた道。義父の借金のカタとして金融業を営む「ひねくれた足長おじさん」こと国枝に引き渡された遥の生活。どうなるのか全く検討が付かず、健気で儚げな遥がかわいそうでハラハラしながら読みすすめたけど、お互いに必要な存在に出会えてこれからも一緒にいられてよかった。とても好きなお話でした。でも・・・ヤマシタトモコさんの絵は合わないと思いました。

  • きのこ さん

    登録漏れ

  • ミル婆 さん

    あまりにも心が抉られると涙も出ない。だからこそ響く涙につられた〜。最後の最後に泣いた理由を悟る遥に救われる。ねじ曲がってしまった足ながおじさんに寄り添う汚れない薄幸美人、不器用な二人の切ないほんのり昭和臭漂うラブストーリー。

  • Miwa@RDM さん

    恵まれない境遇で、十代にして汚濁の極みのような世界に放り込まれ、酷い扱いを受けても決して涙を見せない遥が初めて涙を見せるシーンがとても切なくて美しい。孤独で心をどこかに置き忘れてきたような2人が惹かれ合うのも無理はないと、最後までスーっと心に染み込むようないいお話でした。大好きです。それにしても国枝は不器用すぎですか。いい大人なんだからもうちょっと態度とか言葉とか選べるでしょうに…。ラスト付近では遥の方が強いところを見せていましたね。2人にはこれまでの分、たくさん幸せになってほしいです。

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水原とほる

12月10日生まれ。大阪府出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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