世界の美しい透明な生き物

武田正倫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784767815992
ISBN 10 : 4767815991
フォーマット
出版社
発行年月
2013年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
218p;26

内容詳細

世界で唯一の透明生物図鑑です。
標本ではない! 世界中から集めた生態写真229点!


生きている透明生物を探せ!
朝露が滴る山々、密林の奥地、熱帯のドロの川、光のない洞窟、大海原、深海、サンゴの森、ミクロの奇界!
深い森の闇から暗黒の深海まで、透明な生き物が息づく光と闇の世界を大公開!

■主な内容
○花びらがガラスになる一瞬を探せ
ガラスの花びら、半透明の窓を持つ砂漠の多肉植物、光合成をしない腐生植物、森の中にひっそりとたたずむ透き通ったキノコたち、ナウシカアーでもおなじみの不思議な粘菌の皆さん
○透明な蝶が花びらの色に変わるとき
リンプンをすてた透明な蝶たち、葉と静かに同化する半透明なバグ、うすく透き通るカメムシ、笠をかぶった透明な甲虫
○緑の館に隠された密林の宝石
美しい輝きを放つイモムシ──ジュエルキャタピラー
○洞窟のザリガニ
176歳の透明ザリガニは、大人になるのに100年かかった?!
○誰がために体は透ける
深い霧におおわれた高~い雲の森(クラウドフォレスト)にすむグラスフロッグ──ガラスのカエル
○透明な熱帯魚は、にごったお水がお好き?
○大海を漂う小さな放浪者(EXILE)──透明な浮遊性貝類
○極小宇宙のエイリアン――ミクロの奇界へ旅する
そのまんまエイリアンのような透明生物、天翔る龍のような透明…
○キバなんか、こわくない──珊瑚の海のツヨキなガラス細工
海底で元気に暮らすグラスシュリンプ
○ようこそ! ガラスの動物園へ
最高に美しい透明で光り輝くイカの世界
○海底を捨てよ、海中へ出よう
透明になって外洋を、深海を、泳ぎ、漂うタコたち
○珊瑚の森の小さな忍者たち
ガラスなハゼとステキな仲間たち
○深海のパレード――ダンス、ダンス、ダンス
深海で踊る光のクラゲたち
○海底のモフモフランド──今日も透明なフトンが心地いい
おうちになった透明なサンゴ、イソギンチャクandマイペースなウミウシ
○大海原をユラリユラリ舞う透明な人たち
クラゲに、驚異の生物・サルパ、そして怪しい深海ナマコたち
○コーラル・ポリプの森──不思議なミクロの絶景
○海の赤ちゃんは、透明なのだ
○深海では、大人魚も透明?!
これがウワサの透明ヘッド──デメギニスの真実だ!
○その存在がアートだ! カラフルで透明な生体が描く世界
○海に願いを──大海に透明な触手をいっぱいに広げて


●コラム:もっと透明生物を知りたいあなたへ
○"透明生物"の不思議
透明になるという突然変異が、いろいろな生物群で起こった
○透明な魚は、他の魚にどう見えているか?
魚の、色の識別能力は、ヒトをはるかに超えている
○デメニギスの眼の秘密
どうやって獲物を捕食しているのかが、これまで謎だった

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    写真家の名前がないのだが、なんとも鮮やかな透明生物群。透明な生き物といえば、まず思い浮かぶのはクラゲの仲間や、クリオネ、それから熱帯魚ショップに普通にいるグラスキャットフィッシュ。だが、ここには驚くほど多種多様な透明生物たちがいる。植物、昆虫の仲間、菌類、魚類、軟体動物、両生類と、ほんとうに百花繚乱のありさま。生物の多様性を目の当たりに見る思いがする。写真が圧倒的に中心で、解説部分はあまり詳しくはないのだが、それでも一応は透明であることの意味や功罪などが示されている。

  • KAZOO さん

    この表題からすると私は海の生き物ばかりだと思っていたのですが、植物や昆虫などほかにも様々な体の透き通ったいきものがきれいな写真で紹介されていて目の保養になりました。結構知らないものが多く地球の生物にはまだまだ数多くの謎を秘めた生物がいることを改めて知らされました。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    基さんの感想がきっかけで興味を持った本。濡れるとガラスになる花やぷるぷるとしたジェリー・キャタピラ、謎めいたブチャイクなデメニギスや巨神兵のようなオタルマワシにワクワク。そしてネオン燈のような虹海月、クリムト作品の金を連想させる扁形動物、花火のように広がる釣鐘海月の触手というように透明だからこそ、際立つ自然の神秘が生み出した色彩美にうっとり。ミズクラゲの生殖サイクルはなぜか受肉した神の使いが地上で子を産み出す様なイメージと重なりました。

  • にし さん

    粘菌からキノコ、多肉や蝶々、海の生き物まで透明な生き物の写真が見事。その美しい生態写真をみるだけでも生命の神秘を感じられます。眺めてるだけで心が洗われるのは透明だからかも。目の保養に購入しました。

  • らぱん さん

    想像よりもはるかに多種の生物群に透明、半透明なものがいることを知った。 不思議さで魅了されたのは向こう側が見える透明よりも身体の内側が見えるもので、例えば書影だが解説を読んで初めて下から見たカエルだとわかった。その意味で一番奇妙なのは深海魚デメニギスで頭部だけが透けていて構造が見える。さながら魚型の潜水艇で頭はまさにコックピット。尖った口のすぐ上にある目のようなものは鼻で、目はコクピットの中の二つ並んだ半球ドーム。造形の妙。 創造主のイマジネーションの凄さを知ることのできる写真集だった。↓

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