亜玖夢博士のマインドサイエンス入門

橘玲

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163290706
ISBN 10 : 4163290702
フォーマット
出版社
発行年月
2010年03月
日本
追加情報
:
20cm,318p

内容詳細

亜玖夢博士が、此度は心理科学で相談者に臨むが、またも助手の暴走で混迷は深まるばかり…。ブラック度もスケールUP。話題の脳科学が楽しく学べるユーモア小説。遺伝子、進化、A.I.など最新トピックがわかる。

【著者紹介】
橘玲 : 1959年生まれ。早稲田大学卒業。2002年『マネーロンダリング』でデビュー。同年、「新世紀の資本論」と評された『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』がベストセラーになる。2006年、2作目の小説である『永遠の旅行者』で第19回山本周五郎賞候補に選ばれる。「海外投資を楽しむ会(AIC)」の創設メンバーでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    橘さんの「亜玖夢博士の経済入門」に引き続いてこの作品を読んでみました。前著がどちらかというとブラックな感じの作品が多かったのですが、こちらはすこしユーモア的な感じとなっています。心理学の分野である「認知心理学」「進化心理学」「超心理学」「洗脳」「人工生命」を題材としながら現在の世間の事件などをうまくあしらっています。橘さんはそれにしても様々な分野の勉強をされていると感じました。

  • キク さん

    「意識とは、脳内の化学反応である」ということを科学的に説明しながら、フレームとしてはブラックコメディ風のSFを採用して、寂しい子供達にとっての幸せとは何かがテーマとなっている。本当に器用な人だ。「右腕を動かそうと思う0.18秒前には、該当部分の脳波の活性化が始まっている」と「言語中枢は左脳にしかないので、左右を結ぶ脳梁が切断された患者の左視野は認識されない。でも左視野に「笑え」とボードを置くと笑う。患者になぜ笑ったか聞くと「先生の顔が面白かったから」という理由を無意識で作り出した」という実験が興味深かった

  • tetsu さん

    ★2 脳科学が学べるユーモア小説という企画で、遺伝子、進化、AI(人工知能)など最新トピックがこれでわかるということだが、最新科学の紹介という点でも、小説という点でも中途半端。 これと同じ企画の第一弾「亜玖夢博士の経済入門」がそこそこいい評価だったので、二匹目のドジョウを狙ったものの失敗か。 特に小説の方はストーリーに全くついて行けなかった。うーん残念。

  • 小木ハム さん

    脳科学のエッセンスを織り込んだブラックユーモア小説。一話完結型かと思ってたら繋がっていて、中盤くらいからぶっ飛んだSF展開に。引きこもり高校生が起業して人格売買ビジネス。自殺寸前の会社役員はブタになり、多重人格者は教祖にあがり、脳をいじって皆がハッピー、人類滅亡カウントダウン。自分でも何を書いているのかわからない。主役の女子高生の語り、ダウナーな感じがなんとなく石田衣良先生の池袋ウエストゲートパークを思い起こさせました。エデンのりんごを手にした人間はホントろくなことしないな。

  • 烟々羅 さん

    前作の登場人物に、あらたに三人を足して構成した長編。読みながら「うん、だいたい正しい」と呟いた。人○がもし△△ならば、多少の経緯の違い、登場人物や場所の違いはあれ、こんな感じで△△だろう。つまり、よくできたSF に仕上がってる。 さいごに△ばなかったのはご愛敬。/ 認知心理学、進化心理学、超心理学、洗脳、人工生命  註:マインド=心というものについて(主に生理学方面から)アプローチしたサイエンスです。わたしが読み終わるまで勘違いしたマッドサイエンスではありません

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人物・団体紹介

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橘玲

作家。1959年生まれ。早稲田大学卒業。2002年、国際金融小説『マネーロンダリング』でデビュー。06年『永遠の旅行者』(幻冬舎)が第19回山本周五郎賞候補。『言ってはいけない―残酷すぎる真実』(新潮新書)で2017新書大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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