世界は宗教で動いてる 光文社未来ライブラリー

橋爪大三郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334770549
ISBN 10 : 4334770541
フォーマット
出版社
発行年月
2022年05月
日本
追加情報
:
263p;16

内容詳細

キリスト教はウォール街の“強欲”をどう考える?イスラム教は平和のための宗教?ヒンドゥー教のカースト制は本質的に平等?世界を読み解くには、宗教が最大の補助線になります。ヨーロッパ人もインド人も中国人も、当人たちは意識していなくても、長い歴史をへたキリスト教、ヒンドゥー教、儒教の発想や行動様式に支配されています。宗教を理解すれば、グローバル世界を読み解く最大の鍵が手に入るのです。新書の名著が文庫で登場!

目次 : 第1講義 ヨーロッパ文明とキリスト教―イエスの父はヨセフか、それとも神か/ 第2講義 宗教改革とアメリカの行動原理―ウォール街の“強欲”をどう考えるのか/ 第3講義 イスラム文明の世界―イスラム教は平和のための宗教/ 第4講義 ヒンドゥー教とインド文明―カーストは本質的に平等/ 第5講義 中国文明と儒教・仏教―儒教はなぜ宗教といえるのか/ 第6講義 日本人と宗教―カミと人間は対等の関係

【著者紹介】
橋爪大三郎 : 1948年神奈川県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。1995〜2013年、東京工業大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kumoi さん

    人間は生まれ、子を残し、死んでいく。山川草木悉皆成仏。石にだって、草にだって生まれ変わる。人間は特別な存在ではない。自然こそ神なのだ。父なる神が天地を創造したとは思えない。世界は一だと思えない。一即多だと思えない。すべて自然の成り行き任せだ。やはり自分は日本人。日本の死生観が身体に馴染む。それでも世界の人々を理解したい。人類愛を持って他者と接したい。理解不可能であっても、対話を続け、相手の存在を承認する。武器は取らないし、暴力に訴えない。愛を堪えることが最後の抵抗だ!人類に愛を!

  • オールド・ボリシェビク さん

    2013年に光文社新書のラインナップとして出でていたものの文庫化である。新書も読んだぞ。再読しても、そのわかりやすさに感心するね。その宗教を信ずる人の内在的論理を簡明に説明してくれている。まずはその人が何を信じているのかを見定めなければならない。討つべきは、その人の神なのである。

  • やま さん

    前半はただの宗教入門で、タイトルにある世界の動き方など全く言及されずに退屈でしたが、後半の日本における宗教から面白く、読み応えがありました。

  • ym さん

    各宗教の成り立ちや関係性をわかりやすく説明してくれる。ヨーロッパ人のアメリカ大陸進出が、経済や政治のためではなく、自由な信仰を求めてのことだったというのが驚きだった。アメリカの社会保障が手薄なのは、信教の自由が第一で、それ以外は取るに足らないことという認識だからだそう。

  • かっぱバルーン さん

    ★★★☆☆ 日本の宗教と世界的な宗教を広く知る入門書としては良いが、少し単純化しすぎるきらいがある。講義をそのまま書籍化したということで確かに読みやすいが、所々根拠をどこに於いているか読み取れない推測のようなものが挟まるのが難点。

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人物・団体紹介

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橋爪大三郎

1948年神奈川県生まれ。社会学者。大学院大学至善館教授。東京大学大学院博士課程単位取得退学。1989〜2013年、東京工業大学で勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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