詩集「大戦序曲」

橋本治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309403359
ISBN 10 : 4309403352
フォーマット
出版社
発行年月
1992年06月
日本
追加情報
:
291p;15X11

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読書メーターレビュー

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  • やっぱり本が一番良い寺 さん

    かつて河出文庫から出ていた『橋本治コレクション』のうちの1冊。まだ40代前半でそんなコレクションが編まれるほど、当時の橋本治の仕事はユニークだった。不思議な存在だった。私は橋本治の本を読んで傷付かなかった事は無い。何を読んでも胸を刺された。昔はその痛みが自分の為に必要なものだと思って頑張って読んでいたのを思い出す。私も老いるにつれ図々しくなり、痛みを避けるようになった。詩集という事で油断して、久し振りにあの頃の橋本治を読んでみた。解りづらい詩なのに、不意に言葉が私の胸を突き刺す。橋本治は永遠に私に厳しい。

  • がんぞ さん

    (なぜか全く異なる表紙が出てる)あらゆる方面の文芸の創作を試みる作者の処女詩集。十代の少年になったつもりで創作されたと言う。大戦と言っても太平洋戦争ではなく、抽象的な観念の衝突が記される。《冷静な心地では、セックスと戦争は出来ない》自分が十代後半には性欲ばかりであったが、橋本はクリエイターの通例で人と違っていたらしい。あとがきに「何で僕は戦争が好きなんだろうな」とあるが、少年はみんな暴力や戦略が好きだ。ドラマチックを好み、先の見える安逸に飽き足りない。安住よりむしろ破壊の危険を冒しても変化を求める

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人物・団体紹介

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橋本治

1948年東京生まれ。東京大学文学部卒。77年「桃尻娘」で小説現代新人賞佳作を受賞しデビュー。以後、小説・評論・古典の現代語訳・イラストなど幅広い分野で活躍。96年『宗教なんかこわくない!』で新潮学芸賞、2002年『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、18年『草薙の剣』で野間文芸賞を

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