花咲く乙女たちのキンピラゴボウ 前篇 河出文庫

橋本治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309413914
ISBN 10 : 4309413919
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
追加情報
:
257p;15

内容詳細

【読み返すたびに泣いてしまう。読者の思いと考えを、これほど的確に言葉にしてくれた少女漫画評論は、ほかに知らない。??三浦しをん】 少女マンガが初めて論じられた伝説の名著!書き下ろし自作解説。

【著者紹介】
橋本治 : 1948年、東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。イラストレーターを経て、77年、初の小説『桃尻娘』を発表。79年には、初の評論である『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ』で話題となる。以後、小説・評論・戯曲・エッセイ、古典の現代語訳など、多彩な執筆活動を行う。96年、『宗教なんて怖くない!』で新潮学芸賞、2002年、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、05年、『蝶のゆくえ』で柴田錬三郎賞、08年、『双調 平家物語』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 蛇の婿 さん

    『凄い』というのが感想ですか。凄いと言うことしか出来ない。私あたりなんかだと気に入った作品はただ読んで『うおお面白えぇ好きいぃ』で終わってしまうのですが、此処まで細かく的確な分析を出来てしまうあたり本当に凄い。…この本読んで『みろく日記』は読まずに死ねないと本気で思いました。地獄寺みろくというネーミングセンスは神ですはい。火山灰裾野も凄いけれども。…ちなみにこの感想で私が書いていることはこの本のキモでも何でもないのですよ。もう中身に関しては読んで驚け!!としか。愛のある優れた少女漫画評論です。素晴らしい。

  • しゅん さん

    橋本治の文章って平易なのに論理が追いづらいんだよな、と『恋愛論』読んだときと似た感想を持っている。しかし、だからといって支離滅裂であるとか、ややこしくすることで弱点を隠している、という話ではないのだと思う。この、煙に巻くような文体でしか書けないものがある。そう思わせるなにかがある。前篇は読んでいないマンガが多く、なかなか実感できない話が多いけど、「!」や「・・」の使い方から「水分」のなさを読み込む冒頭の倉多江美論は面白い。ストーリー構造とセリフからの読解より、書かれたものからの分析の方がおもしろいよなー。

  • takakura さん

    大好きな大島弓子様の可愛らしいイラストにまんまと釣られてジャケ読みしましたが、釣られてみて良かった。評論ごとに文体を変えているのは「あえて」なのだそう。各マンガのネタバレはさせずに、もっと本質的なところを独自の視点で、ときにおちゃらけて、ときに真剣に考察していて興味深かったです。後編には大島弓子論があるので楽しみだー❗

  • vaudou さん

    少女マンガが市民権を得ていなかった時代に、その精神構造を紐解き、いかにして読み物として確立したのかを解説した名著。その道の先駆者となった萩尾望都、山岸涼子らの初期作品に胎動する夢や抑圧にメスを入れ、彼女らの行動原理を追っていく真摯な評論は今だ色褪せない。橋本治が優れているのは、これら上下二巻からなる少女漫画論を、その世界の内側から意味を感受する一読者として書いたことにある。九章すべての文体を自在に使い分け、「マンガをマンガとして論じる」域で寄り添ったからこそ、こんなにも多幸感に溢れた評論になったのだろう。

  • ちかぽん さん

    後編には男性作家の作品論も。 マカロニほうれん荘も若い頃読んでたよ

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人物・団体紹介

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橋本治

1948年東京都生まれ。東京大学文学部国文学科卒業。77年「桃尻娘」が小説現代新人賞佳作入選。96年『宗教なんかこわくない!』で新潮学芸賞、2002年『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、05年『蝶のゆくえ』で柴田錬三郎賞、08年『双調 平家物語』で毎日出版文化賞、18年『草薙の剣』

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