精読 学問のすゝめ 幻冬舎新書

橋本治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344985544
ISBN 10 : 4344985540
フォーマット
出版社
発行年月
2019年04月
日本
追加情報
:
258p;18

内容詳細

「天は人の上に人を造らず」の有名な書き出し。『学問のすゝめ』なのに、なぜこんな一文から始まるのか?諭吉が挙げた学ぶべき5科目の説明が、あっという間に終わるのはなぜなのか?それより膨大に費やされている話は一体…?明治初期に刊行され、20万部のベストセラー、日本が太平洋戦争で負けた後に再び読まれ、いまも売れ続ける名著の謎をズバリ解く。全十七編のうち、すべての肝は初編にありと見抜いた著者が、その一文一文を噛み砕き、時代背景から文章の飛躍の意味まで懇切丁寧に解きほぐしてしまった型破りな解説本。

目次 : 第1回 明治五年の頃/ 第2回 学問とはなんだ/ 第3回 虚学と実学/ 第4回 福沢諭吉がまず言いたかったこと/ 第5回 自由になったらなにをする?/ 第6回 「啓蒙」ってなんだ?/ 第7回 敵がようやく姿を現す/ 第8回 もしも世の中がバカだらけなら/ 第9回 私はやらない、君がやれ/ 最終回 現在進行形としての『学問のすゝめ』

【著者紹介】
橋本治 : 東京都生まれ。東京大学文学部国文学科卒業。小説、評論、戯曲、古典の現代語訳、エッセイ等、多彩に活動。『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『草薙の剣』(野間文芸賞)等、著書・受賞歴多数。2019年1月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • てつのすけ さん

    「学問のすすめ」、書名は知っているが、内容はまったく知らない。本書を読んだが、いまいち内容が理解できなかった。 何度か読んで理解するしかないようだ!

  • 阿部義彦 さん

    学問のすすめはただ学問をしなさいと薦めている本です。ここに書いていることを読めば学問をした事になりますよー!と言うようなハウトゥー本では無い。啓蒙の書とは?

  • 還暦院erk さん

    図書館本追悼読書。もう1年になるのか…。橋本さんの新書は情報量が多くてホント勉強した気になる…がこんなコト書くと「あ―これだから蒙(バカ)はヤダヤダ」と草葉の陰から聞こえてきそう(笑)。サルオガセが頭周りにへばりついてるような蒙昧なわたしではあるが、福沢諭吉だけでなく小幡篤次郎の著作なども探して読んでいきたい。1868年刊の自然科学教本『天変地異』だとか。”Over foolish people,there is a harsh government."ってのも肝に銘じたい。

  • ミルフィーユ さん

    令和になったのを機にこの本を読んで、ボーッと生きてちゃだめだなと改めて思った。

  • 静かな生活 さん

    最強に意識高い系ここにあり

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人物・団体紹介

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橋本治

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。77年『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作。以後、小説・評論・古典の現代語訳・戯曲・エッセイ等、あらゆるジャンルで精力的な執筆活動を行う。96年『宗教なんかこわくない!』で新潮学芸賞、2002年『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、05年

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