憲法問答

橋下徹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198647063
ISBN 10 : 4198647062
フォーマット
出版社
発行年月
2018年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
302p;19

内容詳細

激突!激論!憲法改正はどうなる、国民投票はいつ? 基本のキから振り返る、ニッポンの憲法が丸分かり!


【著者紹介】
橋下徹 : 1969年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、97年に弁護士登録。タレントとしても活動し、2008年より政界に参画。大阪府知事、大阪市長、大阪維新の会代表などを歴任し、15年に大阪市長任期満了で政界を引退。タレント復帰後は『橋下×羽鳥の番組』(テレビ朝日系)に出演するなど論客としても活躍

木村草太 : 1980年生まれ。憲法学者。東京大学法学部卒。同大学助手を経て、首都大学東京教授に就任。『報道ステーション』(テレビ朝日系)でコメンテーターを務めるなどテレビ出演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • えちぜんや よーた さん

    ちゃんと問答になっているところが白眉w 大阪府民・市民の方であらばご存知の方も多いと思うが、橋下さんが大阪府知事・大阪市長をしたときのぶら下がり会見はひどかった。インパクトの強い「画」を取るためだけに不勉強なマスコミの問答は問答になってなかった。その点本書では能弁な橋下さんに「帰れ!」と一喝されない憲法学者と対決させている。異なる意見についてもどこで妥協点を見出させるか、読者としても良い意味で緊張感のある本だったと思う。日本国と何らかの利害関係がある人は憲法9条に関する議論について必ず目を通しておくべき。

  • ちさと さん

    憲法学者の木村さんと前大阪市長でタレント弁護士である橋下さんの憲法問答。冒頭から意見の相違で取っ組み合いの予感。メインは9条のお話。9条解釈はあくまで理論に徹すべきという木村さんと、純粋な法理論の追求+本来あるべき政策論も重要だという橋下さん。護憲派木村さんの考えに頷く事が多かったですが、権力者の経験がある橋下さんの考えもまた分からなくもなかったり。日本の憲法には軍事行使に関する手続規定が全くない。集団的自衛権を持つかどうか、この規定が大事な部分になりそう。解釈がいく通りにも取れる条文って、ふつう?

  • onasu さん

    気鋭の憲法学者:木村草太氏と弁護士にして政界に旋風を起こした橋下徹氏という法のプロによる「憲法問答」は、正直なところ浅学の徒には分からない箇所の方が多かったが、読んでいく内に政治に関わった経験から熱く語る橋下氏とそれに賛否を唱えるのではなく、憲法解釈を元に冷静に解答していく木村氏という構図がしっくりくるようになる。  無茶をしていたような橋下氏も憲法と対話した上で正しそうな方向に導こうとしていたとか。その政策への賛否はともかく、「憲法とは国家権力を適切に行使させるもの」とは、多岐にわたる至言でした。

  • HMax さん

    勉強不足を実感。70年も経つと、あてはめや解釈ではどうしようもないところまで来ていると思います。もっと勉強して必要性の高いところから少しづつ改憲する必要があると思います。国民投票をどんどん実施しましょう。そのために、まずは憲法を学校の授業でしっかり学ぶ環境づくりを始める必要がありますね。 橋下さんの知事・市長時代の話し、論理的・立憲的でなく、感情的・個人攻撃で反対する「インテリ」が多い、「インテリ」は自分の言動に責任がなく言いたい放題、とのこと、本当に納得します。

  • hk さん

    木村草太氏はしたたかだ。処世術をよ〜く心得ている。例えば本書で「日米合同委員会」に橋下氏を誘導して語らせ、木村氏はそれに関して婉曲的な受け答えに終始している。蛇足かもしれないが日米合同委員会というのは正真正銘の出世タブー。つまり本書で木村氏は統治者サイドから睨まれないようにしっかりとわきを固めながら、それでいて対談本という仕組みを利用して「日米合同委員会というタブーにも触れましたよ。俺は反骨心があるでしょー」とインテリ読者層にアピールを行ったわけだ。改めて木村氏と橋下氏では物が違うなと痛感した次第である。

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橋下徹

1969年、東京都生まれ。弁護士、政治評論家。2008年から大阪府知事、11年から大阪市長を歴任し、大阪都構想住民投票の実施や、行政組織・財政改革などを行う。15年に大阪市長を任期満了で退任。現在、テレビ出演、講演、執筆活動を中心に多方面で活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの

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