カタルシスプラン

樹崎聖

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784907965082
ISBN 10 : 4907965087
フォーマット
出版社
発行年月
2016年09月
日本
追加情報
:
187p;21

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読書メーターレビュー

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  • トラシショウ。 さん

    積読消化。少年ジャンプでデビュー、漫画家として35年のキャリアを持つ作者が、技術論に依らない漫画創作、一つのネタを得る手段からこれを読者の心を掴む脚本への昇華、更には如何に効果的にそれらを一個の漫画作品として演出しまとめあげるかについて熱く語る一冊。あくまで「漫画の創作論」に特化し、視線誘導のテクニック、単なる作者の思想誘導=プロパガンダに耽溺しない主張、プロットの着想法を通じて、「作品を創る事」、その本質である「他者に何かを伝える技術」、その為に必須な「演出」の肝要さが見えて来る(以下コメ欄に余談)。

  • あっくん さん

    所謂「漫画の描き方」的な本ではなく、「創作の考え方」と「見せ方」の本。全部鵜呑みにするわけではないけれど、目からうろこが落ちるような話がいくつもあった。同時に漫画というものは、これだけ神経と思考と汗水とが合わさった結晶なのだなと感動した。良い本を読んだ。

  • in medio tutissimus ibis. さん

    いいものを作れば売れるなどというナイーブな考えは捨てろ。漫画論というより、読者から漫画という手段で称賛を最大限引き出すためのコミュニケーション論といった趣。その為に特に重要なのが脚本のカタルシスプラン(相手の期待は裏切らず予想を裏切る)と、プランをブレずに作品を押し出せるよう作者自身が面白いと確信して描く事。後は発表媒体の読者が望むものを描く事。その結果、著者の経歴も相まって、週刊少年漫画雑誌で長期連載する方法みたいな方向に行きがちだけれど、賞賛=売り上げの最大化の方法としては現状そうならざるを得ないか。

  • YO さん

    マンガを描きたいなぁという思いから手塚治虫先生の本を読んだ後、こちらの話題の本も。大きな文字でするっと読めるボリュームの本書は筆者の漫画哲学の集大成なのだろう。別の場所でのレビューも賛否両論分かれているが、著者の指向性は置いておいて根幹の部分はとても共感した。創作活動は魂、そう、己が表現したい一本筋を決して曲げてはならない。随所に散りばめられたエッセンスは参考になると思います。

  • koh さん

    やる気出た! 凄い本!!

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人物・団体紹介

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樹崎聖

漫画家。1965年兵庫県生まれ。大阪芸術大学デザイン科卒業。1987年、『週刊少年ジャンプ』にて『ff(フォルテシモ)』でデビュー。また、漫画業界の活性化を目的とした有志団体「漫画元気発動計画」を主宰するなど、漫画執筆以外でも精力的な活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されてい

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