真珠郎 昭和ミステリ秘宝 扶桑社文庫

横溝正史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594029937
ISBN 10 : 4594029930
フォーマット
出版社
発行年月
2000年10月
日本
追加情報
:
16cm,476p

内容詳細

私、椎名耕助は、大学の同僚・乙骨三四郎とともに避暑を兼ねて信州へ旅行することになった。だが、N湖畔に立つ鵜藤家の一室を借りた私たちが、そこで恐るべき殺人事件に巻き込まれることになろうとは!「悪」そのものを結晶化したような美少年・真珠郎。「血の雨が降る」と不気味な予言を口にする謎の老婆。巨匠・横溝正史が耽美的作風の頂点を極めた戦前の代表長篇『真珠郎』登場!他に由利・三津木コンビが活躍する「蜘蛛と百合」「薔薇と鬱金香」「首吊船」「焙烙の刑」の四篇を収録した怪奇ミステリ傑作選。

(「BOOK」データベースより)

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 戦前の人気シリーズ由利先生登場の代表作...

投稿日:2009/11/22 (日)

 戦前の人気シリーズ由利先生登場の代表作。  当時氏の作品に頻繁に登場する美少年が登場する作品、但し、単純なスリラー小説に留まることなく、美少年実は・・・。といったトリックも加味し、戦後本格探偵小説につながるいったんも垣間見え、必読に値する一冊である。

白塗りのサル さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ホームズ さん

    『真珠郎』がやはり良いですね(笑)他の短編もそれなりに面白ろかったと思います(笑)角川文庫ではもう読めなくなってる由利先生と三津木の活躍が読めるのが嬉しい(笑)本格推理とは違いますがこのシリーズもいいと思うんですけどね(笑)光文社が江戸川乱歩の全集出したみたいに横溝正史もどこかで出してくれないかな。文庫で(笑)

  • イシグロ さん

    横溝正史、戦前の代表作。 信州の元妓楼を訪れた大学講師の椎名と乙骨。彼らは深夜、柳の木の下に佇む妖艶な美少年を見る。美しき殺人鬼、真珠郎は幻か、実在か。 他に由利麟太郎ものの短編を4編収録。 冒頭から、実に横溝的としか言いようのないビジュアル喚起力が炸裂。毒々しいまでに色彩豊かな「絵」が一章ごとに用意されているというサービスっぷりです。 怪奇な表層に本格ミステリの骨格が潜み、戦後の傑作群につながる原点が感じられます。 あと、やっぱりネーミング素晴らしいですよね。真珠郎、乙骨三四郎、鬱金香夫人、薔薇郎…。

  • あここ さん

    「真珠郎」って名前かよっっ。すごい名前。真珠みたいにキレイな御子やしって。あぁびっくり。横溝さんの世界炸裂(笑)古いのに古くない。設定もありふれてるわけじゃないし、無いやろう・・って思いつつも横溝世界なら有り得る(笑)スルスル読みやすい。どっぷり浸かれた。んでも事件が結構ややこしい。分かったようで分からんような。よう変装するし嘘つくし。結末がごっちゃになってまうけど楽しかった。探偵さんコンビは好きで関わってますよね。依頼されてないよな。生活できてるんやろか。恋愛絡みのどろどろが多い。周辺の人、巻き込みすぎ

  • nekosuke さん

    5作品を楽しめます。いずれの作品も男女の機微がベースになっているように思え、行間を読むのが不得意な自身としては、少し難しかったです。最後にある横溝氏の[私の探偵小説論]に、"探偵小説はフェヤーばかりでは成立しない"とあり、これこそが横溝氏の作品の奥底を流れているんだな、と実感できる1冊でした。

  • moke さん

    とてもとても面白かった!本陣殺人事件を読んだ時からすっかり心を奪われた横溝先生の二冊目。怪奇美。素敵。この奇怪で凄惨極まる世界に引き込まれるとどんなに登場人物が少なくてもとたんに用意された煙幕にまかれて最後に驚かされたり切なくなったり。表題の真珠郎なんていうやつはどんなに綺麗な題名でしょう!可哀想な真珠郎。横溝ワールドの魅力の一つだと思う、印象的な名称。それになんといっても巻末の乱歩さんや横溝さんの文が面白い。これだけの為にこの本買ってよかった程。こういう探偵小説論を書く横溝さんだから好き!!

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人物・団体紹介

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横溝正史

1902年、神戸市に生まれる。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に、『本陣殺人事件』(第1回探偵作家クラブ賞長編賞)、『獄門島』『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と

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