変化獅子 横溝正史時代小説コレクション 伝奇篇

横溝正史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784882932383
ISBN 10 : 4882932385
フォーマット
出版社
発行年月
2003年08月
日本
追加情報
:
20cm,381p

内容詳細

横溝正史の単行本・文庫未収録時代小説を集大成する、ファン待望のコレクションがついに登場。本書には、刺青の美少年をめぐる正統派伝奇活劇「変化獅子」、連作「矢柄頓兵衛戦場噺」を完全収録。

【著者紹介】
横溝正史 : 1902年、神戸に生れる。大正10年4月、19才で処女作『恐ろしき四月馬鹿』を「新青年」に発表。以後、新青年の名編集長として腕をふるい、江戸川乱歩らとともに日本探偵小説黎明期の、中心人物として活躍した。早くから時代小説も手がけ、『人形左七捕物帳』をはじめとするシリーズが多数ある。昭和8年、作家専業となった直後、喀血して闘病生活を余儀なくされるが、『鬼火』『真珠郎』など鬼気せまる作品を次々と発表、みごとに再起をはたす。戦後いちはやく『本陣殺人事件』の連載を開始し、昭和23年、同作品で第一回日本探偵作家クラブ賞を受賞した。昭和20年代から30年代にかけて、『獄門島』『八つ墓村』『悪魔の手毯歌』等、金田一耕助の活躍する本格推理小説を数多く発表、昭和40年代に入ってしばらく沈黙するが、40年代後半、旧作の文庫化、映画化などの影響による爆発的な横溝正史ブームに応え、『病院坂の首縊りの家』『悪霊島』等の新作を発表した。昭和56年、79才で他界(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 星落秋風五丈原 さん

    段は飄々としているけれど、実は頭がよく腕も立つ主人公、 彼にぞっこんの可愛い娘、彼を慕う気のいい町人らが 巨大な権力を持つ悪者達に立ち向かう、痛快無比の長篇小説。 わけありの美少年、忠義の厚い家臣、謎めいた覆面男、 権力と結託する悪商人、怪しげな祈祷師、理をわきまえた実力者。 歌舞伎の「役柄」の如く、それぞれの登場人物のキャラクターと役割が明確に出ているので、 読んでいて、とてもわかりやすい。「おっとがってんだ」「おっとしょ」など、決まるところに、 ぴし、ぴし、と決まる台詞も、小気味よい。

  • **くま** さん

    面白いけど、横溝先生ってネタの使いまわし多いよね!と実感してしまう。

  • 猫又まこ さん

    世間ではミステリほど評価されていないみたいだけど、横溝正史の時代物っておもしろいんだよ!美少年が舟で流されてくるというどこか他にもあった幕開けの伝奇長編「変化獅子」と、老旗本が武勇伝を語る形式の連作短編「矢柄頓兵衛戦場噺」を収録。「変化獅子」はいかにも横溝らしい耽美な雰囲気を持ちつつ健全に勧善懲悪でスッキリ。「矢柄」は、戦中の刊行とかで、エログロはないが、そこがまた新鮮で和める作品となっています。

  • kanamori さん

    ☆☆★

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人物・団体紹介

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横溝正史

1902年、神戸市生まれ。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に『本陣殺人事件』『獄門島』『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と発表。映画「犬神家の一族」で爆発的横溝ブ

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