ぶるうらんど

横尾忠則

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163270906
ISBN 10 : 4163270906
フォーマット
出版社
発行年月
2008年04月
日本
追加情報
:
20cm,156p

内容詳細

長年連れ添った夫婦の何気ない会話から始まって、めくるめく迷宮世界へ。誰も見たことがない、永遠の愛の物語。書き手をも惑わせた、変幻自在の4連作。驚異の絵画的イマジネーションが炸裂する、著者初の小説。〈受賞情報〉泉鏡花文学賞(第36回)

【著者紹介】
横尾忠則 : 美術家。1936年、兵庫県生まれ。72年にニューヨーク近代美術館で個展。その後もヴェネチア、パリ、サンパウロほか各地のビエンナーレに出品するなど世界的に活躍する。2006年にはパリのカルティエ現代美術財団での個展を開催、国際的に高い評価を得た。95年に毎日芸術賞、2000年にニューヨークADC殿堂入り、01年に紫綬褒章受章、06年に日本文化デザイン大賞など、受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • syaori さん

    舞台となるブルーランドは死後の世界らしいのですが、小説家・上野孝次は以前と変わらない生活を営んでいるし、まだまだ小説を書くという欲を持っているしで、確かに「死ぬ必要が本当にあったのかねえ」と言いたくなるほど。違っているのは時間も目的もないことで、平和に暮らす彼らの少しとぼけた会話もあいまって何て軽やかで明るい彼岸。ここより上や下の階層も存在するようで、これはだんだん業を落としてゆく魂の浄化の過程なのかと考えたのですが、上野氏はいつだって妻に導かれていて、結局は芸術家とミューズの物語だったのかもしれません。

  • 作楽 さん

    小説としては、最初は会話だけで進むとか、いろいろ・・・。芸術家さんが書かれているようですね。あの世を垣間見るのは、楽しかったです。せっかくだから、もっと背景を書いて欲しいなぁ・・・と思ってしまいました。

  • まゆ さん

    「信号がないのに事故が起こらない交差点」で思い出したのはオーストラリアの小さな町です。あそこも信号がなくゆっくりとした時間が流れていて、留学で来ていた私にとっては夢のような現実味のない世界だったな… 伊坂さんの週末のフールに似ているような感じがしました。 不思議な世界感、人とのつながりを感じたい人は是非。

  • メルセ・ひすい さん

    15-51 電車でるんるん。。夢想 時間製造機! 短編4 初出誌「文學界」‘0709 アリスのアナ ‘08.01 CHANELの女‘08.02 聖フランチェスコ 長年連れ添った夫婦の何気ない会話から始まって、めくるめく迷宮世界へ。誰も見たことがない、永遠の愛の物語。書き手をも惑わせた、変幻自在の4連作。驚異の絵画的イマジネーションが炸裂する、著者初の小説。

  • コキア さん

    此岸と彼岸。 死後の世界のシュミレーション。 夢の中のような、催眠術のような、曼荼羅的陶酔した世界。 過去も未来もなく、朝も夜もない、欲望も執着もからも 解脱したユートピアのような、ただただ安らかな世界。 魂は時空を超える。アカシックレコード。 あちらの世界でわたしはどんな体験をするのだろうか? 死にたくなったらこの本を読んだらいい。 購入しておきたい本!

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人物・団体紹介

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横尾忠則

1936年兵庫県生まれ。現代美術家。1972年ニューヨーク近代美術館で個展。その後もパリ、ヴェネツィア、サンパウロなど各国のビエンナーレに出品し、国内外の美術館で個展を開催。2012年には兵庫県立横尾忠則現代美術館、2013年には豊島横尾館を開館。主な受賞、綬章に毎日芸術賞、ニューヨークADC殿堂入

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