おろち 4 BIG COMICS SPECIAL

楳図かずお

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784091800497
ISBN 10 : 4091800491
フォーマット
出版社
発行年月
2005年12月
日本
追加情報
:
330p;19

商品説明

人間の奥底に潜む、暗き情念を…。悲しみ、怒り、限りない不幸、そして死を…。翻弄される運命に寄り添い、見届ける魂の看護人。その美少女の名は……おろち。

摩訶不思議な力を持ち、時を超えて存在する美少女・おろち。行く先々で哀しき運命を背負った人間と出会い、その翻弄されゆく人生を傍らから観察し続ける…。楳図かずおデビュー50周年記念企画として、先に刊行された『へび女』『ねがい』『蟲たちの家』に続く“UMEZZ PERFECTION!”第2弾が、全4巻で登場!!

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「おろち」完結編。収録は2作。『眼』盲目...

投稿日:2009/05/22 (金)

「おろち」完結編。収録は2作。『眼』盲目の少女の目の前で行われた殺人。少女の父は犯人と間違われ逮捕されてしまう。父の冤罪を晴らすため、少女は殺人犯と対決する。盲目の少女を通して、真実を見ることの難しさ・眼には見えない社会の闇の恐怖を描いた名作。『血』美しく優しい姉と常に比較され続けた妹。『姉妹』という作品で幕を開けた『おろち』の世界は、姉妹の心の闇を描いた『血』によってついに幕を閉じる。おろちの最後のつぶやきが人の世の不条理と哀しみを浮かび上がらせる。

M さん | 所在地 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • keroppi さん

    「眼」は、目の見えない少女の恐怖を描き、「血」は、第一話と同じような姉妹の憎しみを描く。どちらも人間の怖さがいろんな角度から描かれる。おろちの永遠に生きるにはどういうことがあるのかも語られたり、転生したりする。おろちは、今も不幸で恐ろしい人間たちを見ているのだろうか。

  • justdon'taskmewhatitwas さん

    昔「『おろち』面白いから読んでみ」って貸してくれた子が3巻までしか持ってなくて、最後どうなるの?って気になっ(てたのを思い出し)たのが、去年、市川雷蔵の『大殺陣 雄呂血』(1966)を観てから。──実のところ、最後どうなる?ってマンガではないのだが、思い残すことはひとつ減った。

  • sawa さん

    最終話に戦慄。1巻の第一話と輪になっているのも印象的。

  • yom さん

    「眼」スリリング。若干の後味悪さというか。それもまた人間の恐ろしさか。「血」これまでのエピソードを合わせたかのような話。特にベースは第一話の「姉妹」。誰が悪いかといえば無理なスパルタ教育か。

  • leppe さん

    こどもがあることをきっかけに、父親に対して不信感をつのらせる話が面白かった。くしくも、ある事件について複数人が思い思いの解釈を口にする「藪の中」を想起した。

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人物・団体紹介

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楳図かずお

1936年、和歌山県高野町に生まれ、奈良県五條市で育つ。小学校4年生で漫画を描き始め、高校3年生の時、『別世界』『森の兄妹』をトモブック社から単行本で出版し、デビュー。『へび少女』『猫目小僧』などのヒット作により、“ホラー漫画の神様”と呼ばれる。『漂流教室』ほかで小学館漫画賞受賞。一方、『まことちゃ

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