サンセット・サンライズ 講談社文庫

楡周平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065366677
ISBN 10 : 4065366674
フォーマット
出版社
発行年月
2024年09月
日本
追加情報
:
448p;15

内容詳細

在宅勤務なら「お試し移住」してみよっか。
選んだ場所は東北の“楽園”だった!

地方創生は「行政任せ」から「ビジネスモデル」へ
初代地方創生担当大臣 石破茂

三陸の食と空家と人情が、日本を救います
岩手県知事 達増拓也

築9年、3LDK、家具家電付き――なのに家賃8万円!?
大手電気機器メーカー「シンバル」に勤務する西尾晋作は、海釣りが大好き。
コロナ禍でテレワークが当たり前になったことを機に、海に近い田舎に移住を考え始めると、宮城県に家具家電付きの神物件を発見する。家賃の安さに惹かれ、「お試し移住」を始め、夢のような山海の幸に大満足。地域民とのいざこざを経験し、晋作はこの楽園で、ある新事業を思いつく――。


【著者紹介】
楡周平 : 1957年生まれ。慶應義塾大学大学院修了。米国企業在職中の’96年に発表した初の小説『Cの福音』がベストセラーに。翌年から作家業に専念、綿密な取材と圧倒的なスケールの作品で読者を魅了しつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • W-G さん

    映画化ということで手に取った未読の楡作品。だいぶユルめの世界観というか、のどかなテンポで、展開も現実感度外視のトントン拍子ではあるけれども、それが鼻につく感じはまったくなく、ちゃんと”まとまっている”感あるのはキャリアの為せる技か。最初から映画化前提だったのか、その辺りの事情はよく知らないが、2時間くらいの尺に収まるように作られている印象は受けた。空き家問題にリモートワークや地方高齢化など、深刻な問題をこれくらい軽めに世間に広く伝える作品も貴重だと思う。映画も観るかもしれない。

  • しいたけ さん

    映画を観てきたうちのホームで暮らす女子高生が、「面白かったけどラストがありきたりで」と言っていた。映画はもっとドラマティックなのかもしれないが、確かに小説でも「やっぱラストはそうなるんか」という感想だった。田舎暮らしが長かったせいもあるのかも。「田舎最高!」の特別感が読み取れなかった。

  • あみやけ さん

    年間ベスト本選定のための再読第2弾。やっぱり大本命ですね。楡さんらしく社会問題は勉強になる。コロナ、新採、過疎、産業。そして、お仕事小説であり、恋愛要素もあり。タイトルも秀逸。映像で観てみたいって思ったら、年明け映画化されるし。おすすめです😌候補はあと一冊。

  • ヒロキ さん

    コロナ禍により仕事がテレワーク業務になったことを機に東京から東北の地に移住した会社員の晋作。 広くて格安、家具家電付きの神物件を見つけて、大好きな釣り三昧をして過ごす日々。 地元民との交流を徐々に深めていく晋作だったが地方の問題解決に向けて動き出すことに… 高齢化過疎化が深刻になる日本に一石を投じるには先陣を切る人がいてそれをバックアップして環境を整えていく必要があるように思えた。 読後感が爽やかでタイトル回収も素晴らしかった。

  • もちこ さん

    東日本大震災が残した傷跡、コロナ禍での警戒心、地方の過疎化に伴う空き家問題。 本書に出てくるテーマは、どれも簡単には語れない重いものが続く。 けれど、主人公の晋作や、晋作の会社の社長・大津のポジティブさが、全体の雰囲気を明るくしてくれている。 過去も現実も、辛いことや悲しいことで溢れている。でも、未来を少しでも良くするために、考えて、工夫して、努力することはできる。 そんな明るいパワーに満ちた本でした。

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人物・団体紹介

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楡周平

1957年岩手県生まれ。米国系企業在職中の96年に書いた『Cの福音』がベストセラーになり、翌年より作家業に専念する。ハードボイルド、ミステリーから時事問題を反映させた経済小説まで幅広く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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