「ドラえもん」への感謝状

楠部三吉郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784093883795
ISBN 10 : 4093883793
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
追加情報
:
303p;20

内容詳細

アニメ「ドラえもん」を始めた男。アニメ誕生35年目に初めて明かされた舞台裏。「銀座のさんちゃん」が心から贈る最初で最後の感謝状。

目次 : 第1章 ボクにあずけてください―アニメ『ドラえもん』誕生前夜/ 第2章 銀行脅すにゃハジキはいらぬ―アニメ『ドラえもん』スタート/ 第3章 ピー助の続きが読みたい!―『ドラえもん』映画秘話/ 第4章 義理と人情とセールスと―アニメ業界に入るまで/ 第5章 ビス1本のプライドを胸に―営業マンからアニメの世界へ/ 第6章 ドラえもんは自分の子ども―アニメ『ドラえもん』の未来

【著者紹介】
楠部三吉郎 : 1938年1月1日、旧満州国生まれ。群馬県沼田市育ち。父は俳人の楠部南崖。明治学院大学経済学部卒業後、営業マンを経て、東京ムービー入社。アニメーターの兄・楠部大吉郎と共に1976年アニメーション企画制作会社・シンエイ動画株式会社を設立。数々のヒットを飛ばす。1990年に同社代表取締役就任。会長を経て、現在は名誉会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いちろく さん

    アニメ版ドラえもんやクレヨンしんちゃんを制作しているシンエイ動画の名誉会長の著書。ドラえもんの作者である藤本先生との交流の内容と自叙伝に近い内容の2部構成。作品と視聴者である子供達の為に筋を通す大人の世界の内容でもあり、単なる良い本では無い所が魅力。日テレ版ドラえもんが打ち切りとは知らなかった。作品を出戻りと嘆き、次にアニメとして世に出す時にかける藤本先生の熱い気持ちが痛い程伝わる。だからこそ、その思いを汲んだ人達が創るテレ朝版ドラえもんは、今も多くの人に受け入れられ愛され続けているのかもしれない。

  • たくのみ さん

    アニメの創世記のテレビ局、制作会社、権利者、原作者のやり取りが面白い。「浪花節」「義理と人情」昭和の「男の意地の張り合い」やっぱりそうなんだ。ドラえもんの再アニメ化に高畑勲さんが書いた企画書、「ジャングル黒べえ」の原案を宮崎駿と練った日々、梶原一騎にたてついて、主題歌をスタッフ名義で書いた「侍ジャイアンツ」、アニメ名作の裏話が、また楽しい。そして、藤本弘先生との公私にわたる交流。男気と人情があったからこそ、ドラえもんもシンちゃんもある。ハードな声優交替も、この人がいたからできたのだと激しく納得できました。

  • nob さん

    ドラえもんのアニメ実現のために奔走した、シンエイ動画元会長の自伝。藤子F先生とのエピソードが熱い。先生も、この人ならドラえもんを「嫁入り」させていい、と思ったに違いない。テレビ局相手の交渉で、正論を堂々と主張できたのも、作品に絶対の自信があったからこそ。ドラえもんのアニメ化に、高畑勲が一役買っていたなんて意外。

  • naka-m さん

    ドラえもんのアニメ化に携わった制作会社社長による裏話。藤本先生のお人柄がよく伝わってきます。それだけでも読む価値はあり。楠部さんは義理人情・筋を大事にされてるすごく豪快で男気のある方という印象。あまり豪快すぎるのもいいところ悪いところあるような。

  • 富士さん さん

    一時業界をけん引しても、10年もすれば見る影もないスタジオがある中、一定の存在感を示し続けるのは極めて難しいことだと思います。それを成し遂げているのだから、何かあるだろうと思っていましたが、本書を読んで不思議と腑に落ちました。特に職人仕事を売るセールスマンという自己規定が振るっています。芸術家気取りのオナニーショーとは、現実認識の次元が違う。本書は、70、80年代のテレビ企画の決定過程や資金負担と権利分配の実情をとても具体的に記録した貴重な証言でもあり、アニメ史の資料としても高い価値があると思います。

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楠部三吉郎

1938年1月1日、旧満州国生まれ。群馬県沼田市育ち。父は俳人の楠部南崖。明治学院大学経済学部卒業後、営業マンを経て、東京ムービー入社。アニメーターの兄・楠部大吉郎と共に1976年アニメーション企画制作会社・シンエイ動画株式会社を設立。数々のヒットを飛ばす。1990年に同社代表取締役就任。会長を経て

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