最後の晩ごはん 聖なる夜のロールキャベツ 角川文庫

椹野道流

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041068892
ISBN 10 : 4041068894
フォーマット
出版社
発行年月
2018年12月
日本
追加情報
:
256p;15

内容詳細

兵庫県芦屋市。定食屋「ばんめし屋」を訪れた中学生の少女。その目的は「幽霊に会うこと」。元俳優で店員の海里たちは困惑し、幽霊などいないと嘘をつく。しかし彼女の会いたい幽霊とは、幼い頃亡くした父の霊だった。一方、海里はテレビ番組のCMで、作家の淡海が海里をモデルに書いた小説が完成したことを知る。しかも淡海が、モデルが海里であることを明かし、さらに驚きの発言をしたことで大騒動となり…。大波瀾の第11弾!!

【著者紹介】
椹野道流 : 兵庫県出身。1996年「人買奇談」で講談社の第3回ホワイトハート大賞エンタテインメント小説部門の佳作を受賞しデビュー。その後発売された『人買奇談』に始まる「奇談」シリーズ(講談社X文庫ホワイトハート)が人気となりロングシリーズに。一方で、法医学教室の監察医としての経験も生かし、「鬼籍通覧」シリーズ(講談社文庫)など監察医もののミステリも発表。人間味溢れる魅力的なキャラクター描写で読者の支持を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんごろ さん

    家族の想い、家族愛の素晴らしさを強く感じましたね。そして、海里と夏神の師弟愛が更に深まった感じの今作でした。今作は淡海先生がとんでもないことしでかして、てんやわんや(笑)いつまでも海里の成長と海里の選ぶ道を見続けたくなりますね。お決まりのパターンはお気に入りのキャラのロイドがビシッと決めた。今作に登場したカンナちゃんも次作以降も登場しそうで楽しみです。

  • とし さん

    最後の晩ごはん 「聖なる夜のロールキャベツ」11巻。ばんめし屋の常連、小説家淡海五朗さん海里をモデルとした小説だとテレビで発表マスコミにもまれ大騒動、心揺れる海里さん、最後に下した決断夏神大将の弟子でした良かった。

  • タイ子 さん

    シリーズ第11弾。五十嵐海里をモデルに小説を書いた淡海先生が本の宣伝とともにTVで爆弾発言。海里が芸能界に復帰か?!記者たちに追われ、海里は実家に一時避難することにも。そんな時の夏神の頼もしい事!惚れ惚れしますわ。 そんなこんなで今回は幽霊は出て来んのかい!と思ってたら・・・。「ばんめし屋」に食事に来た少女の望み、それは父親に会って死の真相を聞くこと。切ない家族の事情と海里の今後の生き方を、夏神、ロイドとともにハートフルに展開。まだこのシリーズ続きそうですね。熱々のロールキャベツが食べたくなったなぁ。

  • りゅう☆ さん

    自殺した父の幽霊に会いたいとばんめし屋に来たカンナ。一方、海里がモデルの淡海の小説の発売が決まりTV出演した淡海がドラマ化の主人公に海里を推薦する驚きの発言。前回の突然の舞台出演で芝居への情熱が再燃した海里。淡海の独断に裏切られ感はあるけど、芸能界復帰への道を作ったのも事実。また父の自殺の原因を知ったカンナはショックで引きこもる。心を開くにはやっぱり料理。ロールキャベツ久々に作ろうかな。いい人に囲まれてぬるま湯に浸かるのではなく、海里の決断に彼の人間としての成長を感じた。まだこの物語を楽しめそうで嬉しい。

  • なな さん

    ゆるゆると読み進めてきたこのシリーズも11巻目。今回は海里の芸能界復帰か?といろいろハラハラしました。淡海先生の発言から海里が再びピンチになり、どうなることかと心配しましたが、夏神さんや海里の家族が守る姿勢にウルっとしました。海里は周りの人達に愛されてるなぁと思います。ばんめし屋3人のクリパ、本当に楽しそう。

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椹野道流

2月25日生まれ。四緑木星・魚座のO型。元監察医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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