魔神館事件 夏と少女とサツリク風景 角川文庫

椙本孝思

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041004401
ISBN 10 : 4041004403
フォーマット
出版社
発行年月
2012年09月
日本
追加情報
:
515p;15

内容詳細

覚えのない女性からの電話により、「魔神館」と呼ばれる洋館の落成パーティに参加することになった高校生・白鷹黒彦。果たしてそこは、12星座に見立てた石像と、妙な配置の部屋がひしめく妖しげな洋館だった。そんな館での夜、不可解な殺人事件が発生。嵐で孤立する中、その後もありえない状況で次々と人が殺されていく…犯人は参加者か、それとも館に佇む魔神像の仕業か!?黒彦と世界最高の知性・犬神清秀の推理が始まる。

【著者紹介】
椙本孝思 : 1977年、奈良県生まれ。2002年『やがて世界は詩に至る』でデビュー。ホラー、サスペンス、ミステリー、青春小説など、様々なジャンルで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • セウテス さん

    【犬神兄妹と黒彦シリーズ】第1弾。亡くなった父親の代わりに、山奥の洋館魔神館の落成式に白鷹黒彦は招待される。12の星座とサークルの中央に巨大な石像がある館に、12の星座の部屋と其々の星座の人々が集まる。やがて嵐によるクローズドサークルと化した館で、次々と殺人事件が発生する。物語の設定からは、これでもかの本格館ミステリの雰囲気が感じられるが、黒彦と絡む犬神兄と妹の果菜が、如何にもアニメ的キャラで不思議な感じだ。ミステリとしては想像はつくのだが、せめても伏線や暗示の仕方から論理的な推理が出来る方が良いと思う。

  • へくとぱすかる さん

    8年越しの積読。ようやく開巻しました。抜群にリーダビリティが良くて、中盤は1分で10ページも読めました。ここまで速く読めて、ほぼ理解できるミステリも珍しい。同じ「館」でも、小栗虫太郎の「K死館」ならこうは読めないはず。オビに「"館ミステリ"への挑戦状」とあるが、まさにその通り。古典や新本格の定石をパロっている要素も楽しい(何がそれとは書けませんが)。とはいえ魔神信仰や人物の過去に意外性を取り入れたり、嵐で孤立した山荘という設定で、物語を盛り上げているのはさすが。読み終わってもやっぱりハテナちゃんは謎だ。

  • りょうこ さん

    大好物の設定。期待して読みました!そして期待を裏切らない面白さ!キャラ立ちも良く、結構な厚みがあるのに会話が軽妙でポンポン読めた!次作を2冊手元に置いてあるので早速第2段に取り掛かります!次は学園ものだぁ!

  • ヒロユキ さん

    大ネタが大雑把過ぎるせいで推理小説、ミステリとしては物足りない。それでも主人公の思考過程は割りとまともだし、キャラクター、雰囲気読みすればけっこう面白い。

  • ななりー さん

    ずっと積んでいてようやく読めました。この本結構賛否別れるんですね。確かにミステリーという観点ではちょっとん?と思うこともありますが、私は好きでした。結構分厚いんだけど、物語に引き込まれてすらすら読めました。嵐の洋館というシチュエーションだけでもワクワクしますね。"魔神館"に十二星座に当てはまる人々が招待され、謎の不審死が相次いで起こります。主人公が突然探偵役をやり始めたりしてビックリしたけれど、結構ラストまで真相が分からず不気味でした。これお兄さんの過去とか、ハテナちゃんの存在とか気になるなあ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

椙本孝思

1977年、奈良県生まれ。大阪国際大学経営情報学部卒業。2002年「やがて世界は詩に至る」でデビュー。「THE CHAT」シリーズで若者を中心に熱烈な支持を獲得し、異色のホラーミステリー作家として一躍注目を浴びる。12年、『THE QUIZ』で第4回啓文堂おすすめ文庫大賞を受賞。警察小説も数多く手掛

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品