EVENA

椎名誠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163901978
ISBN 10 : 4163901973
フォーマット
出版社
発行年月
2015年01月
日本
追加情報
:
275p;20

内容詳細

"雨の中、「エベナ」を酒で流し込み、いい気分でトラックを運転中、人を轢きそうになった「おれ」。幸い人は轢かなかったが、「おれ」のトラックの急停止が原因で、多重衝突事故が起こってしまった! トラックから離れ、逃げ込むようにたどりついた田舎町のバー。そこで知り合った奇妙な男に誘われて、「おれ」は大金が隠されているという家に忍び込むことにした。それからも「おれ」は否応なく犯罪に巻き込まれてゆき――。
小さな町で巻き起こる、盗み、殺人、逃亡と追跡、そして高値で取引される違法薬物「エベナ」をめぐる男たちの攻防。そして一癖も二癖もあるアウトローたちのやり取りの中に生まれる、奇妙なユーモア……。
エベナ」の幻覚が彩る、椎名誠初のエロティックハードボイルド。"

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読書メーターレビュー

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  • 林 一歩 さん

    エベナというdrugを巡るクライムストーリー…とでも言えば良いのかしら。これまでの椎名誠なタッチを残しつつ、少し毛色の異なる小説であった。

  • あび さん

    中盤の独居老人のくだりは『走る男』と一緒でしたね。読みやすさというかストーリー的には走る男のほうが好きだったかな。

  • toshi さん

    登場人物が全員まともじゃない。 こういう設定だと、最後はハチャメチャ、ドタバタで終わるところだけど、流石に椎名誠はしっかりしている。 ただ、中途半端なところで終わっていて、いろんなことに落とし前が着いていない。 こういう小説はいかにも椎名誠が書きそうな感じだけど、エッセイや一部の短編を除いて、私の知る限りはじめてのパターン。

  • wasabi さん

    「椎名誠初のエロティックハードボイルド」ってな紹介に、半信半疑どころか8割方疑ってた。後出しのディスりじゃない、ホントだって。基本、シーナファンながら、彼は優れたエッセイストではあっても、小説家としてはどうなんだろう。これって、イカれた浮浪者たちのセコいせめぎ合いでしょ。殺しは衝動的で泥臭い。痴呆の婆さんにかくまってもらう主人公や、別れた女の家事姿を覗いて自慰に耽る鼻曲げ男。最後は何なんだ?「エベナ」なるクスリを検索すると実在するが、薬効は更年期障害だって。

  • ダンスにホン!ころりん さん

    20150125第1刷発行 表紙を傷めないようはがして持ち歩き少しずつ読んだ。表紙の下から現れた赤い表紙のほうが内容にぴったり合っている。表と裏、前と後、椎名さん初のハードボイルド、あと少しで読み終わるけれどラストはもう少し時間をおいて…。ずっと読み終わりたくない(結末を知りたくない)不思議な一冊。

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人物・団体紹介

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椎名誠

1944年、東京生まれ。東京写真大学中退。流通業界誌編集長を経て、作家、エッセイスト。『さらば国分寺書店のオババ』でデビューし、その後『アド・バード』(日本SF大賞)などのSF作品、紀行エッセイ、『犬の系譜』(吉川英治文学新人賞)などの自伝的小説、写真エッセイと著書多数。映画『白い馬』では、日本映画

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