基本情報
内容詳細
21世紀に進行した政治、経済、社会、地域の構造的変化に注目しながら、現代財政の基本的特質と課題を明らかにする。グローバル経済下での国民国家の役割と課題を、持続可能な地域発展と財政民主主義という視角から展望する、最新テキスト。
目次 : 第1部 予算と経費を学ぶ(現代財政の特質と財政民主主義―財政とは何か/ 財政民主主義と予算制度―予算の仕組み/ 公共部門の役割―経費論でとらえる/ 公共投資と財政―公共投資・交響事業を支える制度とその転換/ 社会保障と財政―国民生活を支える仕組み/ 年金・医療・介護・福祉と財政―制度の仕組みと課題/ 環境と財政―環境保全を実現する税制度・公共政策/ 芸術・文化と財政―根拠・評価・主体/ 行財政改革―ムダの解消と「未来への投資」)/ 第2部 税制と税制改革を学ぶ(租税の基礎理論―租税とは何か/ 所得税―「最良の税」の役割/ 法人税―仕組みと新動向/ 消費税―消費課税の体系と不可価値税/ 資産課税―その意義の再考/ 税制改革―国際的な動向と今後の課題)/ 第3部 財政と金融、地方財政、思想を学ぶ(公債と財政政策―借り手としての国家/ 財政投融資の役割―公的金融改革がめざす道/ 国と地方の財政関係―地方財政の仕組みと課題/ 都市財政―都市化、都市問題と行財政の自治/ 財政思想―財政学の歩み)
【著者紹介】
植田和弘 : 1952年生まれ。1981年、大阪大学大学院工学研究科博士課程修了。現在、京都大学大学院経済学研究科教授
諸富徹 : 1968年生まれ。1998年、京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、京都大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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