ひとりぼっちのつる えほん・椋鳩十

椋鳩十

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784652202388
ISBN 10 : 4652202385
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
黒井健 ,  
追加情報
:
32p;27

内容詳細

ひとりぼっちでくらすこどものつるは、ねむるのもしょくじもたたかうのもひとり。「おまえも、わしたちのなかまに入れてやるぞ」そのしるしをうける時がはじめてきました。こどくしか知らなかったつるが知った、だれかとともにあるあたたかさをえがいたお話です。

【著者紹介】
椋鳩十 : 1905年長野県生まれ。法政大学卒業。受賞歴に『片耳の大鹿』で文部大臣奨励賞『孤島の野犬』でサンケイ児童出版文化賞・国際アンデルセン賞(国内賞)『マヤの一生』『モモちゃんとあかね』で赤い鳥文学賞・児童福祉文化奨励賞、“母と子の20分間読書運動”でモービル児童文化賞など。1987年没

黒井健 : 1947年新潟県生まれ。新潟大学卒業。第9回サンリオ美術賞、『またたびトラベル』で第20回赤い鳥さし絵賞を受賞。2003年山梨県清里に「黒井健絵本ハウス」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Smileえっちゃん さん

    黒井健さんの絵に惹かれて手にしました。家族で行動するツルの群れの中に、一人ぼっちの子ツルがいた。守ってくれる親はいない。ある時、獲物が捕らえられず、お腹を空かせた老いた狐に狙われる。どちらも応援したくなりました。生きる為の自然の厳しさを感じました。黒井健さんの絵、素晴らしすぎです。一頁、一頁が絵本というより絵画の世界です。

  • 遠い日 さん

    黒井健さんの絵がすばらしい。畳み掛けるような椋鳩十の文章が、ひとりぼっちの子どもの鶴の孤独を切々と読み手に訴える。野に生きる者の厳しさ、自然界の掟の悲しいまでの線引きに、わたしは為すすべもなく立ち尽くすかのような無力感を覚えた。しかし、何をするにもひとり、教える親はなく、追い詰められた子どもの鶴を助けたある鶴の家族の、感情や愛情を読み取るに至って、理屈ではない自然界の奇跡に感じ入った。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    【再読】大人のための絵本

  • どあら さん

    図書館で借りて読了。黒井健さんの絵がキレイ。生き物の掟は厳しい〜。

  • おはなし会 芽ぶっく  さん

    令和2年度、5年生ブックトーク授業。テーマ【やま場のある本】国語の単元で『大造じいさんとガン』を勉強中の5年生。やま場(クライマックス)のある本を先生からリクエストされ選書。紹介本のリストと一緒に簡単な感想文の宿題を出しました。夏休み明けが楽しみです。

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人物・団体紹介

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椋鳩十

1905年長野県下伊那郡喬木村に生まれる。本名は久保田彦穂。牧場経営の父のもと、狩猟や自然、動物に親しんで育つ。法政大学在学中に初めての詩集『駿馬』を出版。卒業後、鹿児島で教師をするかたわら創作活動にはげむ。1933年に『山窩調』を出版、その後子ども向けの動物文学を書きはじめる。「片耳の大シカ」「大

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