有頂天家族

森見登美彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344013841
ISBN 10 : 4344013840
フォーマット
出版社
発行年月
2007年09月
日本
シリーズ
:
追加情報
:
20cm,357p

内容詳細

糺ノ森に住む狸の名門・下鴨家の父・総一郎はある日、鍋にされ、あっけなくこの世を去ってしまった。遺されたのは母と頼りない四兄弟。この四兄弟が一族の誇りを取り戻すべく…。第20回山本周五郎賞受賞第1作。

【著者紹介】
森見登美彦 : 1979奈良県生まれ。京都大学農学部卒業、同大学院修士課程修了。在学中の2003年に「太陽の塔」で第十五回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。「夜は短し歩けよ乙女」では第二十回山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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森見さんの作品の中で1番大好きで大好きで...

投稿日:2021/03/09 (火)

森見さんの作品の中で1番大好きで大好きで堪らない作品です。 人間味溢れるたぬきの家族とそのたぬき達を囲む登場人物達が回を重ねる毎に愛おしくてたまらなくなります。 アニメでも充分素敵だった作品ですが、活字で追ってみるのもよいのではないでしょうか。

たんぽ さん | 宮城県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 遥かなる想い さん

    2008年本屋大賞第3位。 京都を舞台にした森見節が 健在。 狸と人間の化かし合いが 軽妙で、楽しい。 狸の四兄弟は人間の しがらみから解放されて 自由に飛びはねて生きていくが…弁天、海星、母… 凛とした女性たちと 「阿呆」な男たち…なぜか 懐かしさ、羨ましさを 感じる「阿呆」な世界だった。

  • 射手座の天使あきちゃん さん

    奇妙奇天烈、摩訶不思議 京都を舞台に天狗に狸、おまけに妖艶な人間まで・・・ 森見ワールト゜炸裂ですぅ。 p(^_^)q 恋に権力闘争に、そして家族愛に、狸たちのなんと人間らしい(?)こと 「面白きことは良きことかな」 爆笑でした!!。 

  • とら さん

    「面白きことはよきことなり!」「これも阿呆の血からしむるところだ」もう清々しいほどに大雑把な、父からの教え。勿論これだけ自由奔放にしているのだから、めちゃくちゃな事も時にはする。個性が強い四兄弟。でもこうも言える。自分自身で世界を見て色々と勝手に吸収して、素の自分を作り上げていると。いつまでも生まれたまんまの自分なのだ。何者にも変えられない。そんな四兄弟は、強い。生真面目が、井の中の蛙が、問題児が、ちびがいたから、なんだ?四人集まれば、敵は無し、無敵である。久しぶりのモリミー節が心地良かったです。

  • kishikan さん

    森見作品は初めてなのだが、なかなか面白い。エンターテイメント性がありながら、確たる主張もちりばめられているような・・・。それに京都の町が生き生きと描かれている。万城目といい森見といい、京大出身の若手作家が旬なのかしら。

  • mikea さん

    先入観なく読みました。面白かった〜!!狸や天狗がでてくる不思議なお話。蛙になった次兄、宿敵の金閣、銀閣など、皆キャラも個性的。夜は短し〜よりもこちらの作品のほうが最初から入り込めました。兄弟仲良く・・・という父の願いや母の愛情など、家族愛、天狗の赤玉先生との師弟愛にじーんときちゃいます。

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人物・団体紹介

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森見登美彦

1979年、奈良県生まれ。作家。京都大学在学中に執筆した『太陽の塔』で2003年、第15回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー。06年『夜は短し歩けよ乙女』で第20回山本周五郎賞を受賞、第137回直木賞の候補となり、翌年の第4回本屋大賞の2位を獲得した。10年『ペンギン・ハイウェイ』で第31

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