異国のおじさんを伴う

森絵都

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163298702
ISBN 10 : 4163298703
フォーマット
出版社
発行年月
2011年10月
日本
追加情報
:
20cm,205p

内容詳細

胸に残る文章、ちくりと刺す毒、さりげないユーモア。「人って愚かで滑稽で愛おしい」と感じさせてくれる、バラエティ豊かな短編集。誰もが迎える、人生の特別な一瞬を、鮮やかにとらえる森絵都ワールド。

【著者紹介】
森絵都 : 1968年東京都生まれ。早稲田大学卒業。1990年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。同作品で椋鳩十児童文学賞を受賞。『宇宙のみなしご』で野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞。『アーモンド入りチョコレートのワルツ』で路傍の石文学賞を、『つきのふね』で野間児童文芸賞を、『カラフル』で産経児童出版文化賞を受賞。『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takaC さん

    隙間時間埋めにちょうど良い短さの短篇集。だいぶ前に買った文庫本が家のどこかにあるはずだけど見つからないので図書館から借りてきた。 / 「藤巻さんの道」「夜の空隙を埋める」「クリスマスイヴを三日後に控えた日曜の…」「クジラ見」「竜宮」「思い出ぴろり」「ラストシーン」「桂川里香子、危機一髪」「母の北上」「異国のおじさんを伴う」

  • ちはや@灯れ松明の火 さん

    それは一枚の写真の中に広がる道のように、ひとつひとつ違う表情をして、どこへ続いていくのか分からないそれぞれの人生の一コマ。特別不幸だとは思わない、けれど片隅に空いた埋まらぬ小さな穴から風が吹きこんできては胸を揺さぶる。完璧彼女の抱えた翳りに、イブ前の百貨店の喧騒に、隣人と二人とり残された夜の帳に、見れずじまいのラストシーンに、慮ることのできなかった哀しみに。誰の道へと、心を重ねようか。写真の向こう側で道はずっと続いている。物言わぬ、けれどぬくもりを宿した異国生まれの道連れと共に歩んでいく、自分だけの旅。

  • ひめありす@灯れ松明の火 さん

    序盤はすごく素直でおっとりとした優しい出だしなのに、途中からお腹がふわふわ浮きあがるような『これは何か来るぞ、何か来るぞ何か来るぞ』とはらはらさせつつ、ふわっと着地させる、とてもシュールで小気味の良い物語が全部で十個。どれを読んでも損はないです。何この落とし所?!落ちがうますぎる!と思う作品ばかりでした。なんとなく幼いころにした遊び、死ぬほど高く見えた肩車からのジェットコースター、毛布を被ったピノキオごっこ、指を使った人形劇場みたいな、そんなほのぼのしつつちょっぴりダークでおかしな落ちをご所望の方は是非

  • くろり - しろくろりちよ さん

    表題が魅力的な短編集。物語として切り取られた、人生のフとした瞬間。いろいろな女性が、ときどきちょっとへんてこりんな理由で、様々な思いを持ちながら生きている。人生で起きた、これから起きる、いいこととわるいこと。全ては等価交換のようにしっくり来るのに、楽しい思い出だけを抱えているように見える女性たちが素敵。何度読んでも引き寄せられる、不思議な物語たち。

  • 紫綺 さん

    短編集とは思えぬ充実感。喜、喜怒哀楽、楽…な感じで、喜びと楽しいが多めの物語構成。装丁のタイトルとビジュアルに違和感を感じて、躊躇いがちに借りたのだが、良い縁が結べた。違和感も解消されて、スッキリ晴れやかな気分♪

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人物・団体紹介

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森絵都

1968年東京都生まれ。1990年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。1991年同作品で椋鳩十児童文学賞、1995年『宇宙のみなしご』で野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、1998年『つきのふね』で野間児童文芸賞、1999年『カラフル』で産経児童出版文化賞、2003年

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