ここで眺める水俣 あとから来る者たちの場所

森田具海

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発行年月
2024年08月

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863292895
ISBN 10 : 4863292899
フォーマット
出版社
発行年月
2024年08月
日本
追加情報
:
160p;21

内容詳細

水俣の記憶を留めるものに惹かれ、その場所に通い続けた結果移住した、若手写真家による写真とエッセイ。生活者として水俣の記録を続ける。本書は、水俣で撮った50カ所以上の写真を石牟礼道子らの文章と、自身のエッセイとともにまとめた。多くの暗い記憶を抱えた水俣ではあるが、訪れる人々がそれぞれの心地よい居場所を見つけてほしい、その一助となりたい、という想いが写真から伝わる。【目次】I 内省的な時間を過ごす/II 海の痕跡を信じること/III 足元の記憶/生活の中のトポフィリア/解説・米本浩二(作家)

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読書メーターレビュー

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  • チェアー さん

    最初見た時は「これが写真集?何を伝えたいの?」と思った。読み終えてもその感覚は消えなかった。だが、ページを閉じると、妙に「呼ばれる」のだ。写真から、訥々とした、決してうまくはない、写真家の語りが聞こえるようだ。

  • 卍ザワ さん

    石牟礼道子「苦海浄土」からの引用と、その場所の現代水俣の風景写真からになるが、石牟礼道子が表現する、かつての「浄土」は、「苦海」と共に海の底に埋められておらず、その欠片みたいなものが現代でも身近にあり、それは自分でも手に取って扱うことができると、気付かされる。そして、苦海にばかりとらわれて、もう一つのこの世の視点から、「苦海浄土」を読めてなかったことに気付かされる。

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