基本情報

内容詳細
古来、死者の行く「あの世の山」とされた月山。「わたし」は、「この世」と隔絶されたような、雪深い山間の破れ寺でひと冬を過ごす。そこには、現世とも幽界ともさだかならぬ村人たちの不思議な世界が広がっていた。年を経るごとに名作との呼び声が高まる芥川賞受賞の表題作ほか、「天沼」「光陰」など6篇を収録。
【著者紹介】
森敦 : 明治45(1912)年、長崎県生まれ。旧制一高中退。在学中の処女作を菊池寛に認められ、横光利一に師事。22歳の若さで「酩酊船(よいどれぶね)」を毎日新聞に連載。その後長年月にわたる放浪の旅に出る。山形県・月山のふもとの破れ寺注連寺に冬を過ごした体験を基にした小説「月山」で昭和49年、第70回芥川賞を受賞、40年ぶりの文壇復帰と話題を呼んだ。昭和62年「われ逝くもののごとく」で野間文芸賞受賞。平成元年7月29日歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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absinthe さん
読了日:2023/08/30
KAZOO さん
読了日:2017/07/11
sin さん
読了日:2019/09/09
seacalf さん
読了日:2022/06/08
HANA さん
読了日:2020/10/09
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人物・団体紹介
森敦
1912‐89年。小説家。長崎県生まれ。旧制一高中退。横光利一に師事。1934年、「酩酊船」を新聞連載し、太宰治、檀一雄らと「青い花」を創刊。新鋭作家として期待されるも、以降30年に及ぶ転居・放浪生活を送る。50歳を過ぎ東京に戻る。74年、「月山」で芥川賞受賞。主な著書に『われ逝くもののごとく』(講
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