2つの粒子で世界がわかる 量子力学から見た物質と力 ブルーバックス

森弘之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065160411
ISBN 10 : 4065160413
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
森弘之 ,  
追加情報
:
240p;18

内容詳細

私たちの周りにあるすべてのものは、目に見えない小さな粒子からできています。ではこの粒子は何種類あるのでしょうか?ミクロな世界を記述する量子力学によれば、あらゆる粒子は「ボーズ粒子」と「フェルミ粒子」の2種類に分けることができるのです。これらの粒子が示す性質の解明は、物理学の発展において避けて通ることのできない関門だったのです。

目次 : 第1章 この世は粒子でできている/ 第2章 粒子か波か/ 第3章 すべての粒子は2種類に分けられる/ 第4章 量子力学の天才たち/ 第5章 ボーズ粒子と超流動/ 第6章 フェルミ粒子と超伝導/ 第7章 ミクロな世界から宇宙まで

【著者紹介】
森弘之 : 1961年東京都生まれ。首都大学東京理学部物理学科教授。慶應義塾大学大学院理工学研究科より博士号(理学)を取得。広島大学理学部助手、インディアナ大学研究員、東京都立科学技術大学助教授、首都大学東京理工学系准教授を経て現職。専門は物性理論、とくに冷却原子の理論研究。著書・翻訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 樋口佳之 さん

    超流動 超伝導の説明の部分興味深い内容でした。現象として説明されると、読んでいる間はなるほどなるほどと思う事ができます。

  • shinano さん

    ぼくはこれまでは大まかに粒子のスピン数が『整数の整数の倍』と『二分の一の奇数倍』とでボーズ粒子とフェルミ粒子の違い(種別わけ)でとりあえず覚えていたのを赤面の思いで読み学べた一冊だった。超伝導のシステムとその理論補償、同じく超流動のシステムと先行理論(あのアインシュタインがかかわっている 理論)、これらは一般人の物理学ではたしかに量子力学を酒でカブ呑みして腹壊した経験くらいがないとわからない★はははは  ひとの慎ましい営み・暮らし行きにはなんの貢献もない知識だが、人類の発展の深いところを垣間見れるいい本★

  • ちゃんぐ さん

    アマゾンにお勧めされてポチってしまった。アマゾン恐るべし。ボーズ粒子とフェルミ粒子の話。ボーズ粒子はボーズ・アインシュタイン凝縮により超流動を起こす。壺に入れた液体ヘリウムが側面を伝って漏れ落ちる。レーザー冷却ミリケルビン、蒸発冷却ナノケルビン。ロシアの物理学者ランダウ偉い人。フェルミ粒子は超伝導を起こす。超伝導キットなるものが売ってて大学の実験では定番らしい。遺伝子組み換えキットとか、最近は何でもキットになってるもんじゃのう。終章7章はギブ。「記憶力のよい人は〜」のところからサッパリわからんかった。

  • 乱読家 護る会支持! さん

    元素は118種類、現在発見されている素粒子は17種類。しかし、量子力学ではあらゆる粒子は「ボーズ粒子」と「フェルミ粒子」の2種類に分けることができる。そのミクロな世界でしか観測できない量子現象が、目に見える現象として、超流動(ボーズ・アインシュタイン凝縮)と超伝導(フェルミ粒子の電子が対となりボーズ粒子の振る舞い)を紹介。。。 まあ、、、、僕には世界はわかりません(笑)

  • takao さん

    量子力学の世界では同じ粒子に区別はない。量子力学では粒子の衝突後は区別がつかないが、波動関数の符号が変わる場合と変わらない場合の2種類がある。変わらない場合はボーズ粒子、変わる場合をフェルミ粒子という。 ボーズ粒子:すべてが同じ状態になりうる、超流動 フェルミ粒子:超伝導。物理では超伝導、工学系では超電導と表記

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