集中力はいらない SB新書

森博嗣

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797389494
ISBN 10 : 4797389494
フォーマット
発行年月
2018年03月
日本
追加情報
:
214p;18

内容詳細

だらだらするからうまくいく!現代の「集中力信仰」を斬る!人気作家の超・知的生産術とは?

目次 : 第1章 集中しない力/ 第2章 「集中できない」仕事の悩みに答える/ 第3章 「集中しない」と何故良いか/ 第4章 考える力は「分散」と「発散」から生まれる/ 第5章 思考にはリラックスが必要である/ 第6章 「集中できない」感情の悩みに答える/ 第7章 思考がすなわち人間である

【著者紹介】
森博嗣 : 1957年愛知県生まれ。小説家。工学博士。某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やすらぎ🍀 さん

    人は日々過ごす中で、色んなことを考えている。一つのことに集中することにより疲労し、集中は続かない。逆に、同時に色んなことを思考した方が、疲れにくく発想が生まれやすい。集中とは機械のように動き、緊張している状態。機械ではなく人間らしく、だらだら、ゆらゆらと落ち着いた日常を過ごし、思いつくままの発想を積上げ、必要なときに発散する。多読。今読んでいる本と全く違うことを思いつく。別の本を手に取り、また違うことを思いつく。結果的に色んな刺激を得られる。そこに、緊張、集中はない。集中力を疑うことも、時には必要である。

  • MI さん

    一つに集中することは素晴らしいという思い込みにとらわれ、「だらだら」を排除しようとしているが、だらだらこそひらめきがある。著者は1回10分集中し、仕事の合間に趣味の工作、庭の手入れをしてまた仕事に戻るの繰り返し。  AIが発達して、分からないことは考えずにすぐ検索をする。ネットの情報は個性がなくなり単一的になっていく。AIが職を奪うというが、機械に任せて、人間にしかできない思考を磨くことが大切。集中より分散や発想に着目することで考える習慣をつけよう。長時間集中が善ととらわれすぎていたことに気付かされた。

  • ゼロ さん

    表題の「集中力」とは、「一つに集中すること」を指しており、1つのことに拘るのではなく、「分散」して複数のことを同時にやった方がいいよと述べています。1つに集中するとどうしても疲れてしまうから、複数のことをやった方が効率が良いということを、言葉を変えて何度も説明していた。後半からは、「反応」する人間が増えてきており、「機械化」してるとも言ってる。いいね!をすることは「確認」であり、そこに「個性」はない。人間をやめないためにも、もっと「思考」することをしよう。分散思考を持ち、物事に取り組んで行きたくなった。

  • yomineko@猫と共に生きる さん

    森先生は集中力がないので小説執筆は毎日1時間、と仰っている。集中力の反対の分散力を使って色々な事をこなしておられる。私は森先生に似ているなと思った。常に数冊の本を同時に読み散らかし、外国語も英語だけだと飽きるので他の多数の言語に手を出している。集中力が良い事だと思っていたが実は違うのかも知れない。先生と私の違う点は性別と年齢と大学だけ!自分と同じ人がいてとても嬉しい。

  • KAKAPO さん

    『創るセンス 工作の思考』以来、1年ぶりに読む森先生の論は、相変わらずキレが鋭く、更に鉈のような力強さが加わっていた。手に取った人にインパクトを与えることを狙った『集中力はいらない』というタイトルよりも、4章の『考える力は「分散」と「発散」から生まれる』というタイトルの方が相応しい内容でした。集中とは思考を排除するものであり、知識を得ることを考えることと勘違いしないようにと、読者を戒めている。

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人物・団体紹介

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森博嗣

1957年愛知県生まれ。工学博士。某国立大学工学部建築学科で研究をするかたわら、1996年に『すべてがFになる』で第1回「メフィスト賞」を受賞し、衝撃の作家デビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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