赤目姫の潮解

森博嗣

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062184700
ISBN 10 : 4062184702
フォーマット
出版社
発行年月
2013年07月
日本
追加情報
:
307p;20

内容詳細

赤目姫とは、いったい誰なのだろうか?森博嗣知的エンターテインメントの傑作。

【著者紹介】
森博嗣 : 1957年愛知県生まれ。工学博士。1996年、『すべてがFになる』(講談社ノベルス)で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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「小説現代」2012年4月号〜2013年4月号が初...

投稿日:2014/08/01 (金)

「小説現代」2012年4月号〜2013年4月号が初出と書かれているが、連載中に出逢っていたら途中で投げ出してしまったかもしれない。 装丁とタイトル(特に英語)の美しさに惹かれて読み始めたものの、詩的であり哲学的、そして技術的でもある内容は複雑かつ難解だ。一読後(もしくはその途中で)本を置くか、もう一度手に取るか…なんらかのきっかけでスイッチがOnになれば、何度も繰り返し読みたくなる不思議な魅力に満ちあふれた全13章。 紙と電子、両方を所有しなければならないのではないか、とも思わせる作品である。

build2destroy さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kishikan さん

    「哲学的幻想小説」と言われてますが、そうねぇ、そうなんでしょうね。潮解(固体が水分を吸収し液体化すること)という言葉のように、人間があたかも潮解するがごとく、物質的肉体と感性が分離し意志ある精神という形で宙を舞う、そんな話かな。ところで、本作品は百年シリーズという声もありますが、別物?それより、これが森さん自身が表現したかったものなのでしょうね。僕としては、物理的(運動法則)や数学的表現が好みです。それと中ほどの正弦波のような凝った表現や、赤目姫中心の摩訶不思議な物語自体も好きです。やはり森ミステリ最高!

  • ひめありす@灯れ松明の火 さん

    床一面を使う曼陀羅の為に、芸術家達は空に留まる事を余儀なくされる。呼吸も、生理的反射も制限された世界、さらさらと砂を零す音。喪われた曼荼羅と、今の曼陀羅。二つの違いを区別する物は何だろう。そして今描かれる曼陀羅は、本当に王の意図したものだろうか。砂の一粒一粒が、微かな風のそよぎによって意図せぬ所へ降り注いだ事はないのだろうか。風紋漣の様に少しずつ姿を変えて。最後の姿は完成形になのだろうか。それさえ人が意識するから観測される。驚く程に美貌であった赤目姫。その姿さえも今は人の記憶の中に、潮解してしまうのだから

  • akira さん

    百年シリーズ第3段。 森博嗣の思考世界の真骨頂。見ているものは本物か。存在は本当か。読むものの深層心理に迫る言葉たち。 表現はとてもわかりにくい。表現は実に詩的で抽象的。まるで、具体性を嫌うかのように展開されていく。そうだ、具体的にすると見えなくなるものというのは意外に多い。 自分が見ているものは、他の人のそれと同じとは限らない。認識はその人の解釈によるものかもしれない。そうすると、この世界は?自分という存在は? 「自分、自分たち、この世界、すべてが、存在しているのかどうか」

  • aoringo さん

    百年シリーズ。第三弾。人間と人形の違いについての議論はWシリーズにも繋がっていそうで興味深かったけど、とにかく難解すぎて何が何だかさっぱり分からなかった。哲学や思考の語りは森ミスの醍醐味だけど、ここはミチルとロイディの続きが読みたかったなあ・・

  • yu さん

    Kindleにて読了。 百年シリーズの最終章ということで読んでみたが、ミチルもロイディも登場しない。(多分) そして、語り手は同一人物(思考の上で)なのか、入れ替わっているのかさえも、わからなくなってくる。考えるとういこと、思考に伴って肉体があるということ。人間と人形の違い。『人形劇』として赤目姫を囲んだ人々の会話を客観的に見ているのは一体誰なのか。いやはや、難しいお話しでした。

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森博嗣

1957年愛知県生まれ。工学博士。1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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