ツベルクリンムーチョ The cream of the notes 9 講談社文庫

森博嗣

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065210840
ISBN 10 : 4065210844
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
追加情報
:
240p;15

内容詳細

社会からも人からも、いつも多めに距離を取っているベストセラ作家の目から見たコロナ禍の日本とは。もやもやしていたことが一気にクリアに見えてくる明快エッセィ100編を収録。人と同じでなくて良い、つながらなくても良い。人生が生きやすくなる言葉に満ちた、深くて楽しい人気書下ろしシリーズ!

目次 : 「会」と「式」と「祭」がつくイベントから離れて十五年ほどになる。/ コロナ禍において日本人が否応なく見せつけられたものとは。/ コロナといえば、日産のブルーバードと競ったトヨタの人気車の名でしょう。/ さて、どうして日本には「お役所仕事」が根付いてしまったのだろうか?/ 備えるというのは、時間スパンを想像する頭の運動である。/ スマホを使った集団管理システムに対する僕の認識は「やったら?」である。/ マスク転売問題について、「本当に欲しい人に届けて」とはどういう意味か。/ 日本は、だいぶ以前から医療崩壊していたのではないか。/ 自粛社会になって自殺者が激減したというデータに驚いた人が多いようだった。/ 高校野球が中止になったらしいが、僕が一番不思議に思ったことは…。〔ほか〕

【著者紹介】
森博嗣 : 作家、工学博士。1957年12月生まれ。名古屋大学工学部助教授として勤務するかたわら、1996年に『すべてがFになる』(講談社)で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。以後、続々と作品を発表し、人気を博している。2010年には、Amazon.co.jpの10周年記念で殿堂入り著者に選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Tenouji さん

    久々の「つ」のエッセイシリーズ。最新刊。面白かった。コロナ禍で、著者の個人主義は全開、無双状態であるw。IT技術導入の役所批判もシンプルで端的。技術者としては、子供の頃からの憧れを実現させていくことに没頭、というシンプルな道でいいのかもね。

  • shio さん

    コロナ禍を扱う作品をよく見かけるようになったなと思っていたところに、奇妙なタイトルとカワイイ表紙が目に入る。森博嗣さんの「つ」から始まるエッセイシリーズ9作目。なんとも独特なご意見がズラリ。時事問題を扱うことが珍しい森氏がコロナに言及するということは、コロナが一過性の問題ではないということか…そもそも人と繋がることを求めない森氏からすれば、生活に変化はないそうですが。学校の九月入学には賛成だそうです。いっそ1月始まりではダメ?年度ってややこしいし。入学式はやりたい人だけで、というのは私も賛成!

  • あんどうれおん さん

    つぶやきエッセイシリーズの第九弾。かつてないほど多くの時事ネタを含む一冊です。シリーズの既刊をめくってみても、執筆時点で広く話題になっていたはずの事件や事故について、本巻ほどに著者が言及した例は見あたりません。この大変な年の締めくくりに、COVID-19がもたらしたものの大きさを改めて実感した気がします。

  • えいなえいな さん

    つで始まる題名シリーズ第9段です。ブログも終わってしまった今、このシリーズの重要性が非常に大きくなっております。新書はテーマがあるのでなかなか私生活には触れませんが、このシリーズは案外と私生活にも触れてくれます。特に本書ではほとんど時事ネタを書かない森先生がコロナについていくつか書いているのが興味深いです。それだけ世界的に日常に浸透しているんだな、と思わざるを得ません。作家業の引退も近いとは思いますが、せめてこのシリーズだけでも続けて欲しいものです。

  • assam2005 さん

    タイトルの意味わからんなーと思いながら、怖いもの見たさに手に取ってみた。読みながら、ああ、そういう遊びか…。この遊び(余白)、余裕、森先生は何処か違う。今回はコロナの時期に書かれたエッセイ。私の衝撃ポイントは「『(心に)響くってことは、心の中が空洞なんですね』と犀川先生なら言うかもしれない」。森先生にしても、犀川先生にしても、常に飄々とペースを守ったまま核心をポツリとおっしゃる。心のバッファが私より大きいのだろうか。決して自分の領域を他人に影響させない。私とは違う価値観がいつも衝撃。未知なる世界は楽しい。

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人物・団体紹介

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森博嗣

1957年愛知県生まれ。工学博士。某国立大学工学部建築学科で研究をするかたわら、1996年に『すべてがFになる』で第1回「メフィスト賞」を受賞し、衝撃の作家デビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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