税と社会保障でニッポンをどう再生するか

森信茂樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784534054548
ISBN 10 : 4534054548
フォーマット
出版社
発行年月
2016年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
300p;19

内容詳細

国民の漠然とした不安と向き合い、貧困や格差のない公平な社会と、景気対策、経済成長を実現する“具体的な方法”とは?第一線の識者による緊急提言!

目次 : 第1章 アベノミクスと税・社会保障の現状(アベノミクスの現状と評価/ 「シルバー民主主義」の負担構造を検証する ほか)/ 第2章 経済成長と税制(グローバル経済下の法人税はどうあるべきか/ 新陳代謝を促す外形標準課税 ほか)/ 第3章 安心社会と税制(グローバル経済のなかの貧困問題/ 働くインセンティブを阻害しない公的支援が必要 ほか)/ 第4章 税・社会保障の一体改革と財政再建(「2025年問題」と1人当たり医療費100万円のインパクト/ 医療費の肥大化をいかに防ぐのか? ほか)/ 第5章 持続可能社会のための構想〜新しい日本の税制(ITやAIの発達に税制はついていけるか/ 人工知能の発達と税制 ほか)

【著者紹介】
森信茂樹 : 中央大学法科大学院教授。東京財団上席研究員、ジャパン・タックス・インスティチュート所長、財務省財務総合政策研究所特別研究官。法学博士(租税法)。1950年広島生まれ、1973年京都大学法学部卒業、大蔵省入省。茂原税務署長、在ロサンゼルス総領事館領事、英国駐在大蔵省参事(国際金融情報センター・ロンドン所長)、証券局調査室長、主税局調査課長、税制第二課長を経て1998年主税局総務課長、1999年大阪大学法学研究科教授、2003年東京税関長、2004年プリンストン大学で教鞭をとり、2005年財務総合政策研究所長、2006年財務省退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Mc6ρ助 さん

    『・・日本における格差の大きな特徴は、・・非正規雇用を含めた、若い人たちの間での貧困が拡がっている・・。つまり低賃金労働者が増えているという問題だと思うのですね。(p161)』『・・AIの十分発達した時代は、生産性が今より2倍に上がっているとしても、半分近くの人々は、職を失っている可能性のある大格差社会である。(p281)』個人は賃金に累進課税、企業はキャッシュフロー(利潤+利子-設備投資)に定率課税、が理想の税制だそうだ。ベーシックインカムでは勤労のインセンティブにならないので、給付つき税額控除を、と。

  • Humbaba さん

    税制は複雑であり、よほど知識がなければ全てを見通すことは出来ない。また、常に変化するものである以上勉強を怠ればついていけなくなってしまう。ルールを正しく適用することが重要であるため、多少おかしくはあったとしてもルールを優先することになる。だからこそルールを適切な形に保つことが必要になる。

  • Ra さん

    メモ:給付付き税額控除,Universal Credit(一定時間以上勤労すれば収入に応じて税額控除という減税を与える→勤労へのインセンティブ)

  • ponte さん

    以下備忘録。 ・政策にフリーランチは存在しない。政策はおおむねトレードオフだ。 ・歳出削減を徹底すると、もう増税のほうがいいという議論になる。 ・国として大事なのは2つ。世界で勝てる産業をいくつ持てるか。人材の雇用可能性。 ・今のセーフティネットからこぼれ落ちているのが現在の貧困。 ・ITやAIはグローバル経済の中で暴力的に進んでいく。一方、所得格差への対応は、政治・立法プロセスを経る必要があり、対応が後手後手になる。

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