ニュートリノ 小さな大発見 ノーベル物理学賞への階段 朝日選書

梶田隆章

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022630452
ISBN 10 : 4022630450
フォーマット
出版社
発行年月
2016年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
287p;19

内容詳細

岐阜県・神岡鉱山の地下にある研究施設スーパーカミオカンデで観測を続けた梶田隆章さんが、2015年のノーベル物理学賞に輝いた。5万トンの超純水を張った巨大な水槽を使い、物質を構成する素粒子ニュートリノが「振動」する現象を発見、これまで重さがないとされてきたニュートリノが質量をもつことを実証したのだ。宇宙はどうやってできたのか、物質はなぜあるのか。この世界の根源にせまる物理学者たちの探究に大きな一歩をしるした。梶田さん自身の言葉でこれまでの研究を振り返ると共に、取材を続けてきた朝日新聞医療部の記者たちが、梶田さんの生い立ちや歩み、発見に至る物語をわかりやすく説明し、さらに今、梶田さんが危惧している日本の科学研究の現状と将来についても解説する。

目次 : 第1章 宇宙線に感謝!/ 第2章 「教えて梶田さん」講演会より/ 第3章 スーパーカミオカンデとニュートリノ/ 第4章 カミオカンデとの出会い/ 第5章 発見―逃さずとらえた瞬間/ 第6章 企業の貢献/ 第7章 その後のニュートリノ研究/ 第8章 神岡地下での長期プロジェクト/ 第9章 ノーベル賞ラッシュの陰で

【著者紹介】
梶田隆章 : 1959年埼玉県東松山市生まれ。埼玉大学理学部卒。東京大学大学院博士課程修了。「反ニュートリノと中間子への核子崩壊の探索」で理学博士。1999年東京大学宇宙線研究所教授。2008年同研究所長。1988年朝日賞、1999年朝日賞・仁科記念賞、2010年戸塚洋二賞、2012年日本学士院賞を受賞。2015年アーサー・B・マクドナルドとノーベル物理学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 黒豆 さん

    梶田さんはニュートリノ研究の立ち上がり時期と研究の中心となる時期が重なっているようだ。カミオカンデ用に開発された技術として 、浜松ポトニクスの光電子増倍管が有名だが、三井金属-大空間の掘削工事、三井造船-5万トンの水槽建造、富士通-膨大なデータ解析、オルガノ-超純水システムなども興味深かった。次のニュースはKAGRAでの重力波検出か?あとがきに池澤夏樹さんの「スティルライフ」で、グラスの中の水をじっと見つめながら、「ひょっとしてチェレンコフ光が見えないかと思って」

  • toshi さん

    表紙には梶田隆章氏の名前がまるで著者のようにレイアウトされているけれど、梶田氏の講演などでの発言を引用しつつ項目別にまとめた本。 先日読んだニュートンはニュートリノについての分かりやすい解説だったけれど、この本は裏話的な内容や周辺の話が中心で、ニュートリノについては少ししかページを割いていないし、書いた人も分かっていないんじゃないかと思われるほど分かりにくい。だから、ニュートリノについて知りたい人は別の本をお勧めします。これは科学的な好奇心を満たすのではなく、その裏の人間ドラマを描いた本です。

  • kaorin さん

    ニュートリノとは、質量で3種類に分類されたν1、ν2、ν3、という異なる周波数を持つ波のうち、2種類の混合(波の重なりのうなり)によって3種類のフレーバー(電子ニュートリノ、ミューニュートリノ、タウニュートリノ)に分かれるとある。また、神岡にはスーパーカミオカンデ以外にXMASS(ダークマター観測)、KAGRA(重力波観測)、カムランド(反ニュートリノ検出)、阪大のCANDLES(二重ベータ崩壊観測)等の施設もある。16年予定のハイパーカミオカンデではニュートリノのCP対称性の破れの発見を目指している。

  • ゆう さん

    ★★★★ニュートリノに質量があることを証明した梶田さんの発見までの経緯など、非常に興味深く読むことができた。 これまで現代物理学の基礎となっていた「標準理論」では、ニュートリノに質量は無いとされていた。しかし今回の発見で「標準理論」が書き換えられ、さらにはこの宇宙の法則を説明できる「大統一理論」に一歩近づいたのだ。 基礎科学は一般的な生活にすぐ反映されない。だが人類の智の地平線は確実に広がっている。明日にでも新たな発見があるかもしれない。 つまり、世界は面白いことに満ちあふれている。

  • RuiRui さん

    読んでる間ずっとプロジェクトX風のナレーションや中島みゆきが頭を反芻する(笑)。それぐらいこのカミオカンデとニュートリノの話はドラマ性に満ちている。国際会議でのスライドで6.2σ!!と力強く書かれた文字を見るとめちゃアガった。

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