わらうきいろオニ

梨屋アリエ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062184229
ISBN 10 : 4062184222
フォーマット
出版社
発行年月
2013年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
88p;20

内容詳細

きいろなんて変なオニ?みんなのなかまになりたいな。自分のままで頑張ればだいじょうぶ。勇気と元気が出るおはなし。

【著者紹介】
梨屋アリエ : 栃木県生まれ。東京都在住。児童文学作家。法政大学兼任講師。1998年、『でりばりぃAge』で第39回講談社児童文学新人賞を受賞し、翌年デビュー。2004年、『ピアニッシシモ』(講談社)で第33回児童文芸新人賞受賞

こがしわかおり : 埼玉県生まれ。東京都在住。出版社勤務後フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佳音 さん

    まず表紙をご覧下さい。 表紙の“わらう”きいろオニくんの顔をこの本を読んだ後改めて見ると、みなさんは読む前とは違う感情がわいて、彼の笑顔を見つめると思います。私は・・きいろオニくんの目線に合わせてしゃがんで、彼を抱きしめてしまいたくなりました。彼がびっくりしちゃうから我慢するけど抱きしめながら、涙をこぼすかもしれません。山から下りてきいろオニくんは学校に行くことにします。そこで彼は・・自分をわかってもらうためにいろいろな努力をします。がんばってがんばってそのために彼の体にある変化が起こってきます−。

  • 杏子 さん

    ちょっとじーんとしました。いじめられても、笑われても気にしないで少しでも友だちと仲良くなりたいきいろオニちゃん… 胸が痛くなりました。お腹がたっぷたぷになってしまったのも… 小学生向けかもしれないけど、中学生にも読んでほしい、そして考えてほしいです。あまのじゃくの歌がいいね。巻末に楽譜も載ってます。

  • 小夜風 さん

    【小学校】子どもの頃から「お笑い」が苦手です。この本を読んで、みんなを笑わせるために自分を苛めてみたり誰かをからかったりすることで、笑っている人たちの中に必ず傷ついている人がいるからだと、気づかされました。自分の気持ちに嘘ついて無理に笑っていたら、本当は怒らなきゃいけない時も泣いた方が良い時も、自分の気持ちが判らなくなってしまうのかもしれない。そういう歪みは必ず心身を傷つけますね。「お笑い」を無邪気に笑えることが羨ましいと思っていたこともありますが、天の邪鬼みたいな自分でも良いんだって、今はそう思います。

  • おはなし会 芽ぶっく  さん

    『いじめ』苦しんでいる子どもに手をさしのべる内容。 山奥に住んでいるきいろオニは、友達をつくるために人間の学校に入ろうとします。しかしきいろであることを笑われ、自虐ネタに走って受け入れてもらおうとしてもうまくいかず、学校を追放されます。そして、坂道を転げ落ちていくのですが、その先には…。

  • いろ さん

    心の問題をダイレクトに描いたお話。本当の自分を隠して人を楽しませる事が仲良しの足掛かりになるのか? 辛い自分に気づけるか,気づいたらどう処理するか? 思春期にさしかかる高学年くらいから心に響くんじゃないかな。大人でも考えさせられるお話。でも,真っすぐに描かれているから,重すぎずすんなりと読める仕上がり。先に読んだ9歳男児。「面白かったよ。」としか言ってくれなかったけど,この本を好きになれたって事は,こういう問題を自分の事としてとらえている,もしくは体感しているのだろうな…と勝手に解釈〜子供の成長も感じた。

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梨屋アリエ

作家。1971年、栃木県生まれ。『でりばりぃ Age』で講談社児童文学新人賞、『ピアニッシシモ』(ともに講談社)で日本児童文芸家協会新人賞を受賞。『きみの存在を意識する』(ポプラ社)で2020年IBBYオナーリストに選定

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