世界泥棒

桜井晴也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309022369
ISBN 10 : 4309022367
フォーマット
出版社
発行年月
2013年11月
日本
追加情報
:
239p;20

内容詳細

放課後の教室、みんなが見守るなか、二人の男子が実弾の入った銃で、死ぬまで交互に撃ちあう「決闘」。それを取り仕切る百瀬くんとは、何者なのか?新しい〈戦争文学〉の誕生!文藝賞受賞作。

【著者紹介】
桜井晴也 : 1985年生まれ。埼玉県熊谷市出身。群馬大学大学院工学研究科情報工学専攻修了。『世界泥棒』で第五〇回文藝賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    不思議な?何ともなタイトルに魅せられた。「俺、世界泥棒なんだ、この世界を盗みにきただけなんだよ」こんな言葉をもう私の頭は受け付けないのだなぁ。『柊くんが夕暮れを食べて嘔吐していた。』この感性を羨ましく思いつつも、全体を通して戦い続けることへの抵抗とひらがな表記が多く読みにくいのがちょっと残念。その世界にいた人々の魂よ、安らかなれ!ドンドン若い作者が世に出ていることを感じた。出版不況なんて噓だろう。

  • ひかる さん

    最初読了は絶望的だと思ったけれど、読んでいくうちに謎の中毒性が生まれ、時折登場人物に登場し、読み切ったときは忘れられない小説になった。世界泥棒に色々と盗まれないようにするためには、考えることをやめてはいけないと思いました。

  • 訃報 さん

    ことば、ことば、ことば、ことば、ことば! すごい小説。なにいってるかわかんないとこも多々あるけど、本当に一生懸命で、ことばってものを、他にもいろんなものを、しんから信じるために否定する、その否定に妥協がなさすぎて、ああこれは、事実じゃないけど、まったくもってリアルじゃないけど、それでも真実なんだなって思わされる、こんな小説はなかなかない。頭がおかしくなりそうなくらい濃密で、思いつくまま書かれているようだけど、最後まで読むと全体の構成もかなり計算されてることがわかったので、そのうち整理しながら読み返したい。

  • とうゆ さん

    閉じられて、完結した世界で繰り広げられる物語は余り好きではなかった。しかし、豊かな比喩表現が使われた文体は素晴らしいと思った。少し、くどすぎる嫌いもあるが。

  • トモ。 さん

    図書館の新刊コーナーで、タイトルと装丁に魅かれて。正直言って読みにくい文章。会話文に「」が使われておらず、地の文に続けてずーっと書かれているので、主人公と他者、世界の境界があまりに曖昧で、すべてが混沌としていて、ずるずるっと溶けているような印象。この自我境界の曖昧さがやや精神病質で、読んでいて途中で気持ち悪くなりました。内容も独特すぎる世界で、ひたすら暗いので、気を抜いたら1ページぐらい目が表面だけたどってスルスルっと滑ってしまう。私はこの世界には馴染めず読了しましたが、興味深い読書体験にはなりました。

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桜井晴也

1985年生まれ。埼玉県熊谷市出身。群馬大学大学院工学研究科情報工学専攻修了。『世界泥棒』で第五〇回文藝賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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