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ハテルマシキナ よみがえりの島・波照間

桜井信夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784875980483
ISBN 10 : 4875980485
Format
Books
Publisher
Release Date
August/1998
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

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  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    沖縄 波照間島の戦争マラリアの少年長編叙事詩。出版されるまで15年を費やしている。もうひとつの沖縄戦 と呼ばれる悲劇。日本の最南端の波照間島。自然よタカナ穏やかな島。修正ん近い昭和20年、山下という教師がやってきました。彼はやがて変貌し命令者となります。4月「全島民西表島南風見に疎開せよ」という命令が出て、島民はマラリアの罹患地南風見へ疎開します。山下の監視の元、自由も無く食料も不十分、衛生状態もサイアク、マラリアに苦しみ犠牲者多数…。必死の嘆願で島に帰ることが許されても、待っていたのはマラリア地獄でした

  • チャリー・コグコグ

    八重山諸島の波照間島(日本最南端の有人島)。太平洋戦争中の全島民の強制疎開。波照間島には数回の空襲のみでその後、空襲の気配すらなかったのに島の多くの家畜を放棄させ戦闘食にするための疎開。そして疎開先の西表島は当時マラリア発生地で島民はそれを知っていたことが悲しすぎる。その後の多くの悲惨な出来事。戦争が終わった後、波照間島に戻った後もマラリアと餓えにより想像を絶する苦難が続く『戦争マラリア』のことをはじめて知った 日本国の施作により日本国民の命と安全が全く守られなかったあの時代の本。もっと読まれて欲しい。

  • Kevin

    もう一つの沖縄戦と言われる戦争マラリヤの悲劇を後世に残す為に書かれた児童文学。私もこの本で初めて事実を知った。アメリカ兵など来る事が考えられない安全な波照間島から民間人はマラリヤが蔓延する西表島に強制移住させられる。それは一億総玉砕を求める大本営の勝手な考えに寄ってマラリヤに次々と倒れる民間人には一切、軍隊の持つ薬を与えず、故郷で死にたいと願う人々を非国民と脅し、実に島民の三分の一がマラリヤで死ぬ狂気。まさに自国民に行った戦争犯罪。西表の海岸にはシキナさんが島を離れる時に決して忘れないと刻んだ岩が残る。

  • エル

    波照間島には1.5時間ぐらいいたことがある。とても美しい海に囲まれた島だった。それがこんな残酷な歴史がある島だったなんて。綺麗だけではない、沖縄の歴史。

  • さるふくろう

    戦争マラリアの話。静かな文章に、ただただ思いをはせ、出てくる言葉は、どんなに辛かったろう、やるせなかっただろうのみ。怒りの矛先がわからない。軍人は人として最悪なタイプだったんだろうけど、最悪をさらに醜悪に鍛え上げたのは、旧日本軍。団体になると責任の対象が霞む。誰か、何かを理由にごまかされっぱなし。今の国内の問題もまったく同じ事象。。。はあ。

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