別に凝ったアレンジでも無く普通にカバー曲のシンガーに務めてる桑田はイマイチでした。 自分はサザンの桑田が好きなんだって今回痛感しました。

雑誌も売れない現在、桑田佳祐はまだ客を引付ける？ 一般には色物と思われたデビューから「こいつは違う」と聴いていた者こそ、いまの桑田など「どうでもいい存在」になりつつあり、そのほとんどがお茶の間のアイドル宣言した「チャコの海岸物語」からの聴き手だろう。だってそれ以前は洋楽が好きで、音楽を本気で考えてしまうような人が心底桑田に夢をみたのだ。いまの桑田に何を見ろ、と言うのか?????

なんだろう･･･とにかくLIVEDVDは歌詞見てるのバレバレだし、編集もイマイチ。CDの新曲も首を傾けながら聴いてました･･･。HMVで買ったので安く手に入り、お得かな？･･･と思いましたが、微妙でした。

新曲とやらの「Dear My Friend」もたるい凡作。昨今のビートルズ商品、愛の伝道師のようなJ.レノンをよく嘆く桑田だが、ここ数年自分こそそれを上回る安っぽい人生応援歌・甘甘で薄っぺらな愛だの友情だのばかりに終始している事に桑田本人は気づいていないのかね？？ こんなにつまらない桑田がいつまで続くのだろう？？？

「ダーリン」限定盤も売れ残っている不人気ぶりでまたどうしてCDまで付けて単価をあげてしまうのだろう。あらま？どうして？の昨年のソロ活動でした。サザンを続ける意味が有るのでしょうか？「明日晴れるかな」だけの’07桑田でした、とほほ。。。

M2むしろこちらに『歌謡ソウル』すら感じる、しっかりとした日本語で歌われているのも好ましい。M1ソウルが強くて歌謡性も乏しい中途半端さ、へなへなの駄作。M3歌詞が書けなくなっている桑田、そこそこ楽しいが文字どおり月並みの域。

「自分らしさ」を求めるあまり”過去を焼直す・ふりかえる”姿勢が強くなり”新しい何か”が皆無のマンネリは続くよ〜それがこの３曲においても顕著。Miles Davisとは真逆のその音楽姿勢!!（KK、マイルスの『ま』の字も今後クチにしてくれるな(恥)）。松任谷由実は「子供のために青学に唄いに行くようにはなりたくない」と云うのを私は或放送で聞いたが、最近のKKの境界線の甘さ【ミュージシャン-親、サザン-ソロ】は、とーに崖ップチを越えて落下しちゃってる‥‥作詞曲の衰えが止まらない。

最近の桑田佳祐はつまらんなぁ。今回も微妙だな。ヒットする曲ではあるが、いい曲だとは全然思わない。 イエローマンの様な、冒険した曲そろそろ頼んまっせ！ やはりソロとサザンは分けるべきですよ桑田さん。 孤独の太陽の曲たちの様な、 本当に心に染みるの頼んます。もう上辺だけのエセヒット曲はいらない。最近のあんたに失望しているよ。

「ROCKは疲れちゃったよ」とつい先日語ったばかりの桑田佳祐。そうでしょそうでしょ、私も疲れちゃいます、このアルバム。それは、これが”Rock＆Roll”でなく『ROCK HERO』な音楽だから！ ”ROLL”していないから!! 「ロックンロール」と「ロック」とは違うのだ。が、桑田佳祐とあろう人はそこのところを実に理解していないのだ…激哀（涙〜♪）

「曲の倉庫」ではなく山ほどある作品の中から、名曲･ﾋｯﾄ曲･主要曲だけを集めたいわゆる「良いとこ取りｱﾙﾊﾞﾑ」のことをﾍﾞｽﾄｱﾙﾊﾞﾑというのだ！何でもかんでもいれれば良いと言いってもんじゃない！