MONKEY vol.9 短篇小説のつくり方

柴田元幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784884184070
ISBN 10 : 4884184076
フォーマット
発行年月
2016年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
167p;26

内容詳細

特集:短篇小説のつくり方

柴田元幸責任編集による文芸誌「MONKEY」Vol.9は、短篇小説の特集です。
短篇の名手グレイス・ペイリーの作品、エッセイ、インタビューをすべて村上春樹さんが翻訳。
また、短篇小説というジャンルをめぐる村上さんのインタビューも掲載。

CONTENTS

グレイス・ペイリー
村上春樹

村上春樹インタビュー
聞き手 柴田元幸

きたむらさとし
変奏と主題

岸本佐知子
片岡義男
小説が生まれるところ

and more!

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • キジネコ さん

    13の超短編にソール・スタインバーグさんのイラストがもれなくついてきます。読みながらイラストを考える…ストレートで分かり易いイラストが一つもない。う〰ん…と宙を睨んで考えても今一つ よー分からんけど 面白くない訳じゃない。イタロ・カルヴィーノの「黒い羊」なんか絶品やと思う。チャールズ・シミックの詩を主題に置いた きたむらさとしのバンドデシネも良かった。「今まで読んだ短編の中で自分が書いたことにできるとしたら…」て質問する猿がええんですわ。毎々傍に置きっぱなしで摘まみ読みですが贅沢ななあ〰ていつも思います。

  • Y2K☮ さん

    短編とは短い長編ではない。短距離走が短いマラソンではないように。と同時に手慣れた熟練の技が前に出過ぎても今の自分は首を捻る。片岡義男はさすがだし初読のグレイス・ペイリーも面白い。ただお金を出してまで読みたいかというと。この本に出て来ないカーヴァーの才覚を改めて実感した。超短篇では「あの、すいません」と「模倣者たち」がいい。村上春樹と川上弘美のインタビューもありがたい。ところで「今まで読んだ全ての短編の中で一本だけ自分が書いたことにできるとしたら」という問いに私も答えていいですか? 太宰治「逆行」一択です。

  • tokko さん

    G・ペイリーの小説は村上さんの訳で二冊『人生のちょっとした煩い』と『最後の瞬間のすごく大きな変化』を読んだことがあった。正直それほど面白いとは思わなかったけれど、このインタビューを読んでもう一度読みたくなった。

  • ナハチガル さん

    グレイス・ペイリーの小説の良さはよくわからないが、エッセー『旅行しているとき』はとてもよかった(A++)。村上さん訳のインタビューはおもしろかった(A+)けど、なんだかや訳がごつごつして読みにくかった。岸本さんのエッセー二本はさすがだ(いずれもA+)。『YRP野比』によると、今はない雑誌に連載があったそうだが、読むことはできるのだろうか。川上弘美さんの短編とインタビューもいい。『このあたりの人たち』は読んでみたい。「人間って、人間からはみ出していない人はいないような気がするんです。みんな変ですよね。」A。

  • まおまお さん

    文学は自由だと思っていたけど、時代や国によって、大きな枠組みとしての主流や傾向があるんだなあ、と当たり前のことを思った。MONKEYはわたしにとって、おもしろくて楽しい”偏り”をもった文芸誌。

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