ノクチルカ笑う 講談社文庫

柴村仁

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062779296
ISBN 10 : 4062779293
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
追加情報
:
279p;15

内容詳細

死体って、光るのかな。文化祭の準備中、お化け屋敷の人形を見て眩いた女子の一言を、沖津は聞き逃さなかった。人をつっつくこと、陥れることが趣味のイケメン沖津は、人形を作った美術部男子が光る死体の秘密を知っていると勘づく。美術教師には卒業生の由良彼方が着任中。「由良シリーズ」待望の新作。

【著者紹介】
柴村仁 : 第10回電撃ゲーム小説大賞金賞を受賞し、『我が家のお稲荷さま。』(電撃文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • へくとぱすかる さん

    ご注意! 背表紙カバーの紹介文が、かなりネタバレ的ですよ。「由良シリーズ」だと言うので、読み進めたものの、なかなか登場してくれません。不思議に思っていたら、……そういうことだったんですね。私には「犯人」やトリックより、こちらがサプライズでした。思わずニンマリ。それにしても作者は、こういうパターンがお得意らしい。かなり高度な仕掛けをさりげなく使うところに余裕を感じました。由良シリーズの三作目は難しいのかなぁ……

  • 黒瀬 木綿希(ゆうき) さん

    【寂しかった?ねぇ寂しかったって言って。私と一緒に行くって言って】 形式上は由良シリーズの続刊というわけですが由良先生はあまり出てきません。では由良シリーズとして見ると肩透かしを喰らうかと聞かれたら自信を持ってNO.と答えます。文化祭の準備中に広まった光る死体に纏わる謎。そして笑えない沖津と笑いたい真名井という拗らせた者同士の理解してもらえない悩みや嗜好を軽妙洒脱なやり取りで描いた作品。 個人的には二つのメインエピソードが前座に感じられるほど最後に二つ付け加えられている掌編のインパクトが強かったです。

  • 優愛 さん

    完璧ではない。納得していない。何かが、足りないんだ。完璧にする為に必要な“何か”が欠けている──ありふれた高校生活からちらりと覗く不気味な歪みに、青春という名の透明感は鮮明に残る、この作品。そして何より、何よりも。以前に読んだ「プシュケの涙」以来の由良君との再会に喜び、同時に私は安堵した。嗚呼、良かった。君が笑ってくれていて、本当に良かったって。生きていてくれて、嬉しかったって。夢を掴もうとする君にずっとずっと、伝えたかった。出番が少なくてもいいの。そこに君が、居てくれるなら。

  • りょうこ さん

    由良シリーズ第2段。高校の文化祭のお話。思春期の不安定な感じが読んでて結構ぐっと来た。由良はあんまり出てこない。でも続きよみたいな!早く第3段も出ないかなぁ!

  • 散桜 さん

    由良彼方シリーズの続編…!!読んでしまいました。読み終わるのがもどかしく、でも早く読みたくて一気に読めました。由良先生ほとんど出てこなかったのが残念ですが、生徒とのやりとりになんだかほっこりしました。(❁´ω`❁)彼みたいな先生いてほしい!!!今回の登場人物たちはそれぞれ少し欠けていて、足りなくて、それを埋めたくて、でも何が足りないかよくわからなくて…高校生の軽さと心の葛藤がさらりと描かれています。歪みは誰の胸にもあると思います。どのような形であれ。いつかこの作品に出てくる絵を見てみたいと思います。

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柴村仁

第10回電撃ゲーム小説大賞金賞を受賞し、受賞作の『我が家のお稲荷さま。』(電撃文庫)でデビュー

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