フルタイムライフ 河出文庫

柴崎友香

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309409351
ISBN 10 : 4309409350
フォーマット
出版社
発行年月
2008年11月
日本
追加情報
:
15cm,231p

内容詳細

この春、美大を出てOLになった喜多川春子。なれない仕事に奮闘する春子だが、会社が終わると相変わらず大学の友人とデザインを続けたり、男友達にふられたりの日々。ようやく仕事にもなれた頃、社内にリストラの噂がでて、周囲が変わり始める。一方、昼休みに時々会う正吉が気になり出した春子にも小さな心の変化が訪れて…新入社員の10ヶ月を描く傑作長篇。

【著者紹介】
柴崎友香 : 1973年、大阪府生まれ。行定勲監督によって映画化された『きょうのできごと』で2000年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 翔亀 さん

    「春の庭」で感銘を受け、たまたま手持ちの本を通勤の友に携える。私の場合、酒が入るとなかなか読めないのだが、この作品に限ってはイケルではないか。なるほど、図らずもたまたま受かってしまったメーカーに目的意識もなく入社してしまった新入社員の、<何も起こらない>一年が描かれるだけの作品だ。ストーリー的に何も起こらないだけでなく、後年の作品のような小説技巧(視点の移動/時間の流れ等)も何も感じさせない。にもかかわらず、読ませるのはなぜか。作者自身の機械メーカー勤務の経験を生かしているのだろうが、↓

  • あんこ さん

    誰かの、あるいはわたしの日常を俯瞰しているような気になりました。ひとつひとつの描写、やり取りが細かい。日常を日常のままに描いていて、(こういった小説ははじめて読むので)こんなに俯瞰して描けることがすごいなあと思いました。確かに、淡々と始まることから、最初のうちは主人公や周りの人たちにも「個人」というものを感じなかったのに、次第に浮き彫りになってくるかんじ。ドラマチックではない、現実としての日常。これからも続いていくのだなあとぼんやりと思いました。

  • 昼と夜 さん

    柴崎友香のお仕事小説!お仕事小説が好きです。人って転職重ねても精々数社しか経験できないけど、お仕事小説を通すとローカル職場ルールを知れたり、自分の仕事体験と重ね合わせることができる。私にも関連会社に書類届けるお使いで社会人してる!と新鮮に思うこともありましたよ、約10年前だけど。『どんな仕事も、実際にその中にいる人にしかほんとうのところはわからないのかもしれない』『必要なのは、なにかすべきことがあるときに、それをすることができる自分になることだと思う。』今まで読んだ柴崎友香作品の中で一番好き!

  • dr2006 さん

    芥川賞おめでとうございます!っていうことで、たまたま積読に一冊あったのでラッキー、読んでみた。新人OLの10ヶ月を描くいわゆるお仕事もの。自分もサラリーマンだから、オフィスの雰囲気とか有る有る感が凄く楽しめた。毎日繰り返しのような会社生活を背景としているが、たぶん主題は誰もが一度は考える重要なことで、なんの為に仕事をやるのか、自分のしたい事を仕事として所得を得られる人は少数であることとか、会社勤めならではのタテヨコの人間関係とか、いつの間にか受け入れて仕事を続けていることとか・・。受賞作も読んでみたい。

  • なゆ さん

    ざくっと言うと、新人OL春子の淡々とした日常。ひたすらシュレッダーだったり、電話対応にあたふたしたり、パソコンフリーズさせて冷や汗かいたり、勤務中のティータイムが楽しかったり。すごくのんびりした会社なのが羨ましく思えたり。恋愛だってなかなかうまくいかない、けどあきらめない。あまり起伏がないから、はじめは退屈だったりしたけど、考えてみれば普通はこういう感じで日々が過ぎていくのかも。あまり不満も言わず、慣れてきたことをちょっと嬉しく感じる春子を、だんだん見守りたくなる。がんばれ〜と見送るようなラストがいい。

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人物・団体紹介

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柴崎友香

1973年大阪生まれ。2000年に第一作『きょうのできごと』を上梓(04年に映画化)。07年『その街の今は』で藝術選奨文部科学大臣新人賞、織田作之助賞大賞、咲くやこの花賞、10年『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞(18年に映画化)、14年『春の庭』で芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に

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