1984年のUWF 文春文庫

柳澤健

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167914646
ISBN 10 : 4167914646
フォーマット
出版社
発行年月
2020年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
シリーズ
:
追加情報
:
464p;16

内容詳細

柳澤健、「プロレスから格闘技へ」3部作 第2弾!

単行本刊行時に話題沸騰!
プロレスから格闘技への過渡期に痛烈な一閃を浴びせ、
「UWFブームの震源地」となった一冊を渾身の文庫化!

文庫版特典 クリス・ドールマンとの一問一答


目次
序章 北海道の少年
第1章 リアルワン
第2章 佐山聡
第3章 タイガーマスク
第4章 ユニバーサル
第5章 無限大記念日
第6章 シューティング
第7章 訣別
第8章 新・格闘王
第9章 新生UWF
第10章 分裂
終章 ヴァーリ・トゥード

あとがきにかえて〜VJT95以降の中井祐樹
文庫版のためのあとがき
クリスドールマンとの一問一答
[特別付録]1981年のダイガーマスク

【著者紹介】
柳沢健 : 1960年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、メーカー勤務を経て、文藝春秋に入社。編集者として『スポーツ・グラフィックナンバー』などに在籍し、2003年にフリーライターとなる。07年に処女作『1976年のアントニオ猪木』(文藝春秋)を発表。09年「日本レスリングの物語」でミズノスポーツライター賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 森オサム さん

    著者初読み。UWFには第1次と第2次があり、エースもフロントも違っていた。特に第2次のブームは短期間とは言え物凄くて、エースの前田日明は大スターで有り正義であった。なので、本作の描き方が佐山聡が正義であり、前田日明が嘘つきで勘違いした人物にされている事に抵抗を感じる人は多いと思う。ただ、UWFは全てプロレスであった事、恐らく初期のリングスもプロレスであった事を認めないのは不誠実で、前田日明の言う事を信じられないのは仕方無い。しかしながら、佐山聡の人間性がそれ程信用出来ないのも、また正直な感想。難しいネタ。

  • 緋莢 さん

    タイガーマスクブームにわくなか、新日本プロレスの儲けのほとんどが、アントニオ猪木の会社「アントン・ハイセル」に流れていたことから起こったクーデター。一度はアントニオ猪木が新日本プロレスを追放されるも、テレビ朝日の専務の鶴の一声によって、戻ってくる。しかし、猪木と共に追放されながらも、戻れなかった新間寿は復讐を決意、フジテレビをバッグに「ユニバーサル・プロレスリング」という新団体を結成します。猪木、長州ら主要選手を引き抜き、アンドレやホーガンも呼んで、新日本プロレスを抜け殻同然にしてやる!(続く

  • こまごめ さん

    柳澤本3冊目。猪木のプロレスこそ最強格闘技という思想の実現がUWFでしたが、実は真剣勝負は月1興行が限界でしかもファイト内容が地味なので、真剣勝負風味のプロレスをするしかなかったというお話。youtubeで前田日明が常々俺はアントニオ猪木がやろうとした事をやっただけという言葉がこの本を読むと理解できる。この本を書くのに前田日明本人からの証言を全くとっていないというのがミソ。 しかしこの本を激推ししていた水道橋博士とこの本を批判している前田日明がyoutubeで仲良くご飯を食べているというのは感慨深い。

  • nishiyan さん

    2017年刊『1984年のUWF』文庫版。クリス・ドールマンのインタビューと「1981年のタイガーマスク」などが収録されている。中井祐樹、佐山聡、前田日明の三人を通して、UWFの誕生から終焉、総合格闘技の勃興を描いている。総合格闘技を志向し、団体を立ち上げ、ルールなど一から作り上げた佐山。その佐山が残した数々の遺産を興行として成立させたのが前田。この大きな流れに中井の視点がちりばめられているところが実に面白かった。多くの遺産を残しながらも理解されることがなかった佐山聡の栄光と挫折を思うと泣けてきた。良書。

  • 武井 康則 さん

    夢があって胡散臭い、近づきたくて、でも騙されるのが怖い。そんなプロレスにタイガーマスクが現れた。古舘伊知郎が絶叫し、人前でプロレスの話ができるようになった。Uに発展し、プロレスは明確になるはずだった。総合格闘技、桜庭和志が言ってくれた。でも中心になったUってなんだったんだ? Uの残滓はいまだにくすぶりながら、うさん臭さもそのままだった。それを隅々まで払拭してくれる。少年時代の思い出でもあって、だから読み終えたら、ひたすらせつなくなった。

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